曖昧戦略
昨夜の冷え込みは今年一番の寒いものだった、何度トイレへ立ったものか、「許してよお天道様」
この頃の自然の主たちは、人間の不始末に乗じて庶民を懲らしめ過ぎる。
午前中し残した仕事を手早に済ませて公園へ急いだ、車の台数は6台ほど十分な余裕を持って離れて駐車した。
2箇所の役所をはじめ同業資格者と意見交換、手続きの進行具合、その対策等話し合う、公務員さんへの不満諸々聞き役も兼ねて、耳を傾ける。
厳しい寒さを差し向けた自然の神々が、「少しキツかったかな!」とお詫びの陽だまりを寄越してくれた、私はその様に善意に解釈して謝辞を述べた。
ガラス越しの隙間風はひんやりきついものの窓越しの陽射しは暖かかった。
歳を取る、年齢を重ねると言う事は、我慢を乗り越え相手の心が分かるようになると言う事、この何十年と言う歳月に私は教えてもらった、異存のある人から見れば「お前さん! 甘いね !」とお叱りを受けそうだが、それでも明るく解釈した方が徳ですよ、そして人を善意に見る様になりました。
役所の人間にはいじめられて(鍛えられて)歯ぎしりさされて荒れた時も有りましたが落ち着いてみると何ともいえない友情が芽生えた職員も居ましたね、人間は捨てたものではない、そんな高揚した心境になったことも有りました。
とにかく総括は人生を終えてから導き出すつもりです。
のどかな田舎街の一コマがあるかと思えば世界では未だ治らぬ悲劇が続く、
ミサイルでの攻撃、それを迎え撃つドローンによる迎撃、そこには眼を背ける地獄がある、どうにかならないものか! 救う手立てはないのか、あゝ !
外国からあるニュースが飛び込んで来た、
いずれ、ウクライナのゼレンスキー大統領は核保有に向かう、そして暗殺されるだろう、との不吉な予測である、それも味方のはずのアメリカによって。
専門外の身でこれ以上は触れないがアメリカがオバマ大統領の時代、卑劣な国への懲罰に及び腰だったこと、同盟国の不信をかってアメリカ離れを起こした歴史を繰り返してはならない。
ロシア、中国の友好国の核開発を止められないにも関わらず核の脅しに同盟国が困った末、自力開発に及んだ時に反対する、だったら相手陣営の核保有に何らかの懲罰、手立てをしてくれよの声はどうするのか。
アメリカの弱腰、奥歯に物が挟まったような物言い、アメリカの優柔不断が、敵側を増長させる。
ゼレンスキー大統領のジレンマがよく分かる、曖昧戦略はもうやめよう。
曖昧戦略 !?