男達よ ! 青春に乾杯。
私の別ブログに時々若い頃に触れた文章がリクエストされている、若気の至り、冷や汗ものだが、懐かしく思い出を辿る私がいる。
人は困った時、側を通るのに助けてくれない不人情に泣かされることがある、腕のある人は関係ないが弱い人なら「誰か助けて!」と叫びたくなる修羅場だ。
私は自分に降りかかった揉め事に、それからの対応を 生かせた、ひどいのになると刃物を振りかざす暴漢を取り押さえているのに大の男たちが見向きもせず通り過ぎたこと。
ずっと手前から我々の惨状が目に入って事情が飲み込めているはずなのにである、 「コンチクショウ ! 」
だが冷静に考えると刃物を振りかざす喧嘩を止めに入る人間などいるものか、しかし警察へ通報ぐらいはしてよ、
その非情さはどうなのよ ?
私の性格では理解できない ?
男の風上にも置けない薄情者めと文句の1つも言いたくなる、
「それでも港の男かよ !」
だから私は、強いもの同士の喧嘩なら勝手にやらせてほっておくが、助けを求める弱い男の場合は、遠慮せず止めに入った。
当時の港町は殆どの男達が私の仲裁に矛を収めてくれた。
危険な夜の港町、よくぞ無傷で済んだものである。
その見えない陰で、芦原空手、浦田少林寺拳法の若武者たちが町の狼藉者達を退治してくれていたのである。
正義の名の下で、そう実戦での腕試し、港町の真面目な若者達や乙女達がどれほど助けられたことか !
やられたチンピラ達も、それに懲りて暴挙をやめたなら彼らのためにも良かったということなのである。
殴られて知る喧嘩の痛さと怖さ !
男達よ ! あの日々の青春に乾杯 !?
困難な仕事をやり終えて、ホツと一息ついてます。