仲間
朝方小降りだった雨もすっかり止んで、灰色まじりの入道雲の間から一月別れの青空が見えて来た、大型店舗の駐車場なのに小鳥と虫のさえずりが嬉々として辺りをアッしている。
時は2月に入ろうかとしている、買い物を終えしばしの休息をとっている、頭を空にしてリフレッシュ、私のいつものスタイルである、2月の締め切りを数本抱えている、昨夜は同志と大事な打ち合わせ、用意周到、目的を目指して、神のみが知る領域を手繰り寄せる。
やはりここにもコロナ渦が邪魔をする、人生何が起きるか、有頂天の向きは気をつけること、奈落へ急降下だけはならぬように。
上がったり下がったりのシーソーゲームはお手の物だが未経験者にとっては鬼門、日頃の行いが雌雄を決する !
人を痛めるとその何倍もの仕打ちが帰ってくる、戦場でなまじか情にほだされて助けたばかりに後ろを向いた途端に銃声が鳴る、命の儚さが無惨に現実のものになった例である。
運命、それは自らあずかり知らぬこと、故に私は寛容である事を心がける、物事にのめり込まない私だが人の意見は尊重する、その言葉の端々に自分にない教訓が含まれている。
学費無料の寺子屋、父母に学んだ「人様からの学び」それは人格向上の秘訣でもある。
知らぬ間にうたた寝をしていたら窓からひんやりと爽やかな空気が入って来た、車の出入りの中にお日様の恵みが差し込んでいた、時計は昼時を過ぎようとしている、人助けの訪問時間が待っていた。
コロナは人から働く場所を奪って困らせる、ここにも泣き顔を隠して耐える人がいる、
困った時はお互い様、上に立つ人は決して弱音を吐かないこと、菅総理、涙はコロナ退治が終わってから流せます、頑張って下さい。」
陽光が私を後押ししてくれる「人間だもの !」後輩の仲良し校長先生の言葉が蘇って来ました、「Sさん、人間だもの大丈夫ですよ !」
人から与えられ、後押しされる人は幸せです、あなたはそんな仲間がいますか !?