さわやかな話し振り、、何年振りだろうか、
集団健診で要精検との結果報告、肝心のがんセンターの担当医師は数値が○○以下であれば来なくて良いですよとの御宣託だったのに、
行きつけの院長先生が、「折角だから行って見てもらいなさいよ!」との勧めだった。
久しぶりのがんセンター、泌尿器科のA先生は数年振り、カルテを見ながらにこやかに話される、私は医師の先生とは何故か気が合う、即座に親しくなるのである。
子供の頃、まだ幼い私は歳の離れた長女の姉と港町の町医者に行った、どこが悪かったのか覚えていないが、気難しい医師で通っていた先生がニコニコして私の話に相槌を打ったのである。
「今朝は四つ張り(漁法の一種)がいっぱい魚(さかな)を曳いてナァ!」
「ほういっぱい曳いたんか ! 良かったの !」
頑固医者と幼児の会話に、姉は今にも先生の雷が落ちるのではないかとハラハラドキドキしたそうである、ところが怒られるどころか、何かのご褒美を貰ったそうである。
あの気難しい先生がと姉は後々に渡って話してくれた、遠い日の頑固医師と幼児の触れ合い、私の人間に対する原点になった一コマである。
先般も行きつけの主治医B院長に愛大医学部外科外来のC先生を紹介してもらった、2人は気の合う学友との事だったが、このC先生と又気が合った、
「Sさん! もう大丈夫、来なくて良いですよ !」
C先生の口から軽やかな言葉が漏れた・・・
「先生! それじゃ逢えなくなるから寂しくなるわ、又来させてよ ?」
C先生の表情が輝いた ! 「Sさん! それじゃあ10月に予約入れる ? 来ますか !」
そばで控える若い頃は美人だった(?) 看護士さんに先生は勇んで伝えた、
「Sさんを ! 10月に ♪ 予約入れて ・・・!」帰り元気よくドアを開けた私に待合室の視線が集中した、(元気な爺さんだこと、ふふふ ・・・!)(笑)😁
旅は道連れ世は情け !
「私は先生に命預けます ! 」 (参ったなぁ もう ?) 先生嬉しそうに笑いを飲み込んでいた。
ある時、院長先生の奥様に頼まれごとのご返事をメールで送った、
「明日診察に伺います、院長先生との掛け合い漫才が楽しみです !」
奥様のご返事が素晴らしかった、最高の言葉が返って来ました !
「有難うございます、お待ちしています!」 🤗
人間関係はこうでなくっちゃア ! これからは悪口やめて褒め言葉 ・・・
値打ちが上がると思うよ !?