穏やかな空模様

宇宙は私たちの範疇を越えて広い、子供の頃に想像したものよりも巨大過ぎて圧倒される、想像の枠外である。

田舎の砂浜で寝そべって眺めた天の川、星座の神秘に圧倒されたものであるが現実は途方もない広さで人類、地球の存在さえも打ちのめす。

数字ひとつ取っても、その差に声も出ない、数億、数十億、天文学的羅列で息を呑む  ！それぞれの恒星、惑星の歴史、当然科学の進歩は比較もできない ！

それでは地球の宇宙に於ける位置付けはどうなのだろう、地球より未熟な星もあれば、逆に天文学的に進んだ星もあるだろう。

生命体の寿命

人間の寿命を基本においてお聞き願いたい・・・

ある惑星の生命体は寿命1000年、いやそれ以上10000年とする、惑星探査に片道100年かかろうとしても何ら支障なし、余裕を持って行き来ができる。

方や寿命100年、目指す惑星に到達した時点で命とお別れです、当然、宇宙船の中で代をつなぐことになるが、航海そのものの意義が全く違ってくる。

地球でのある国は、日本人に比べて実現の期間を長期においている、目的完遂を日本人の感覚と大きく隔たり、数十年先を睨んでいるとか、いないとか   ？ここに、現在地球上で繰り広げられる人間の争いの行く末が想像される。

私が折に触れて呟く「驕るな人間よ！ 勘違いするな！宇宙は広い。」人類の自滅が先か、宇宙よりの侵略が先か、いずれ、現実になるのではないか、私の醒めた運命論である。

聡明な人間を阻害して悪の化身を思わせる独裁者が世を治める地球なら、悲観的な未来が現れるのではと憂う、これも人間共通の共同責任である。

親しいブログ仲間がいる、政治経済、国家運営、皇室、国防の重要性、ほとんどの分野で同士であるが、ひとつだけ若干違いを見ることがある。

それは、日本人に対する見方、日本人についてである、

戦後の飽食に慣らされた日本人の堕落、勿論一部の少数ではあろうが責任感の欠落は目を覆うものがある。

その行き着く先が現在の政治に現れている、無責任、他を顧みない独善、それは道徳教育の復活を望む私の願いに通じる、明治の誇りを取り戻せ。

細長～い雲が漂う穏やかな空模様、土曜日の前の金曜日　　　！？