週刊文春が報じた今回の甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑は
本人が責任を取って辞任することで一幕は終わった、しかし野党は
首相の任命責任への追及を強める構えだ。
首相は平成28年度予算案等重要法案の審議や今夏に予定される参院選に
影響を与えかねないと判断して辞任を受け入れた。
この疑惑、「実名告発 『甘利明大臣事務所に賄賂1200万円を渡した』」
国会では野党が共闘して首相の任命責任を追及すると息巻いているが、
普通に考えてどこか、胡散臭い、素人は静観して捜査の進展を待ちたい。
真偽を確かめる、捜査機関と被疑者の攻防は時には冤罪として世情を
賑わせる、経験したものにとっては警察での取り調べの過酷さは人生を
棒に振る別れ道となる。
嘘か誠か、事実はひとつなのに、相対するものにとって、これほど人間性を
掛けた戦いはあるまい。
我々の身近にもそれと似たような出来事が起こり得る、
社会生活を営む上で噂と言う流言飛語は止めようがありません、それが事実で
あれば仕方がないが全く根も葉もない悪意の噂であれば是ほど腹の立つ事はない。
それが分かって彼らは仕掛けるのである、やられる方は哀れ落選の憂き目に会う、
目に見えない卑怯な振る舞いは多数でやって来る、後から聞くその流された噂は、
まともな人は騙されるだろうなと思う程の巧妙さである。
それを良心の呵責もなく平気でやれる人間が居る、彼らはそのおぞましさに気が
付かない、勝てば官軍、なりふり構わず仕掛けてくる、悪意の噂を振りまく所業を
手伝う男女とも、何ら良心の呵責はない、当たり前のように行う。
事実を事実として語る分には何ら問題はないと思うが、全くの出鱈目な話であれば、
ちょいと待てと言う事になる、
目には目をでは誹謗中傷合戦になる、しかし、本当の秘部を暴露されるとどうなるか
予測の出来ない展開となる、それがために一敗まみえる、その責任は仕掛けた方が負う。
私がブ-メランと言うのがここのところなのである、だから嘘偽りで人を貶めるな !
一例として・・・
些か酒癖の悪い御仁が居る、酒の席で女性相手に少しくどい物言いが有ったそうだ ?
その彼が選挙に出馬した、事務方から密かに投票者の出欠席を仕入れた相手候補者側が
選挙の直前手分けしてセクハラとして吹聴、その結果その御仁は数票差で落選の憂き目。
虚偽の噂であってもそれがために落選と言う悲劇になる、だが何時の日か我が身に帰る
運命とも限らない、それは大事な戦いの場であったなら己の仕出かした報いが返ってくる、
悔やむに悔やまれない後悔となる「因果応報」 噛み締めることになる。
事実の暴露、全くの捏造による噂の拡散、果たしてその結果はどうなるだろうか ?
武士の情けも限度がある、それじゃ真実の暴露で答えようかと考える人も出てくる、
一般社会でよく聞く話であるが、政界も似たりよったりなのであろうか ?
ことほど左様に人間関係は難しい、ブ-メランで返るより正直者が良いと言うことである。