先制攻撃と反撃 先手と後手
このように書くと今現在の緊迫した朝鮮半島情勢かと
思われるが、そうではない !
いささか狭い世界の話を少しだけ述べて参考と警鐘に
させてもらいたい。
私は、是々非々の男、親しいから可愛いからとか ?
対局にいた人間だから何でも反対する ?
そんな、狭量な男ではないつもりだ !
あの戦国の武将、武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いで、
信玄の敵に塩を送る、あの情と懐の大きさに尊敬の念を
抱く者である。
我々の周囲を見渡して見ても、信玄の心に到達する者は
ごく僅かで、ほとんど何かと相手への不満、仇討気風が
抜けきれまい、宮仕えの世界にこそこれが有るように思う。
そこが、院政を敷かれる新指導者の悩みではないだろうか!
今振り返って見て、私が関係した組織において、私と争って
その席を占めた新指導者が偉かったのは、ここである。
「敵ながらあっぱれ!」 理事会で多数を占めることになった
私の側は、いつでも決定を翻すだけの数を占めていた、
しかし私は、それを由としなかった、旧指導者の院政に異を
持っていた彼の清廉潔白に私は感動したからで有る、
勿論同調者の不満はあったが私は意に介さずに、無視した。
私が望んだ人材登用も上二人に否定されたことが有る、
それでも、理事会でしっぺ返しをしなかったのは彼の真心を
理解して好意を抱いたからである。
その時期、新指導者に、悲しい「愛別離苦」が襲っていた。
私事の感情で、大局を見失ってはならない、男の心得だった。
数年前の事だが、今回再び新規交代が為される時期に来て、
上に立つ者の人事の難しさ、悩みに想いを馳せている。
ある上席にある者と電話でのやり取りが為された !
だから、過去に戦った相手であっても、その健闘を称え、
労をねぎらったので有る、一言付け加えてくれたが、老兵は
静観こそが本来の姿である、静かに見守りたい。
暖かな青空が見えている、昨夜は思いもよらぬ故郷の動画を
見たことで、心軽やかに童心に帰ることが出来た。
私たちの若い頃、喧嘩において先手、後手が勝敗を分けた !
国と国との戦いでは、先制攻撃と反撃如何で国の存立が決まる。
人間の英知でこの難局を乗り越え、陽光きらめく夏の陽射しを
再び迎えたい。