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雑談

無駄な経験はない  そんな生き方を

不幸の知らせは突然に
世の中が騒がしい不吉な予感があるのに人は目を背ける。
自分だけはその当事者になりたくない、考えたくもない、
現在の日本人の平均的な心構えではないだろうか。

しかし長年の経験で誰しもその当事者になり得るところに
現代人の落とし穴がある。

ある日突然不幸の主人公になる、初めて人の痛みが分かる、
目を背けてきた分、対応が遅れて悲しみに抗しきれない。

人生苦労知らずに来た人ほど試練に弱い、根を上げる。
私の元に相談に来る人を見ると、他人の痛みに目を背けた
人ほど抵抗力がない、頭を抱えて考え込む。

苦労してきた人、人との接触の多い人、人の悩みに手を指し
延べた人は、誰かが助け舟を出してくれる、苦労に打ち勝つ。

人は良くしたものである、職業、名前は言えぬが有る機関に
在籍して居る人と言っておくが、その人へある相談事が舞い
込んで来た。

相談者は、高尚な物言いで人の意見など聞くことのなかった
我が儘な人、

その相談事であるが、苦労の連続の私などから見ると他愛も
ない話だと思うが、その人にとっては夜も眠れない苦しみの
様だと言うのである。

剣が峰での踏ん張り、我慢の容量は(限度・限界) 人によって
大きな差があることを知る、これらを聞くほどに苦労して来た
我が身に自信が湧いてくる、人はそんな些細な事で悩むのかと?

自分の生き方に間違いがなかったこと、他人を当てにせず真面目
に生きて来たことに感慨を覚えた次第である。

ある深窓の奥様から「出逢いに感謝」と年賀状に認められていた、
「幸せな時は思い出さなくて良いですよ、辛い時に私を思い出して
下さい、相談に乗りますからね。」 その返礼だった。

又別の苦労されてきた奥様へは「物事は明るく受け取りましょう、
辛い過去は振り返らないで明るく前向きに頑張りましょう。」

元気な声が返って来た・・・
「ハイ! 明るく頑張ります。」 沈んだ声が俄然勢いづきました。

人間は、山彦の如く、
こちらの問いかけで、返事次第で相手の気持ちが180度かわる。
陰気は陰気に、陽気は陽気に反応する、だったら陽気で行こうぜ !

無駄な経験はない、無駄だと思うことでも有益に代える、そんな
生き方をしたいものです。

そういうところで今宵はペンを置かせて頂きます、
伊予灘の景色は、さまざまな思索の時間をくれました、自然はいい。

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