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武道

男達の挽歌  男達の  押忍

「先輩! オス!」

一般社会で後輩が先輩に向ってこんな挨拶をしたらどうだろう?「何! 貴様 誰に向って言っているのか ?」お目玉を食うこと間違いなし「ばか者!」即、島送り左遷 ?

ところが受けた先輩も「オス!」言葉の語尾にオス! オス!一般の人が傍に居れば、その異様さに驚かれるだろう ?

「何よ、この人たち ?」「何だ! こいつら ?」奥さん方に至っては眉をひそめるに違いない。

その挨拶の主は、大学のクラブの部員か武道に携わる者たち、それも男の世界だけでなく、女子の間でも普通に語られている、しかし空手の流派に依っては押忍を言わないところもある。

見目麗しき乙女が「先輩 オス!」私などは違和感などなく心地よいメロディ-に聴こえる。

今日も、大学空手部で活躍した二人の男と電話のやり取り、双方ともに学校は別だが関東の大学空手部に所属して主将及び主務を務めた男達である。

まず歯切れがいい、それぞれ空手で結ばれた先輩、後輩たちがその遡上に上がる、驚くことはほとんど現役で活躍していること。

絆の強さがしのばれる、「押忍」で結ばれた男達、人間同士 !義理人情と正反対の政治の世界の嫌らしさを、これでもかと見せつけられた身としては、暑苦しさを吹き飛ばす一服の清涼剤である。

伝統流派、フルコン空手、男達の挽歌は風に乗って空を舞う !

この汗と涙に耐えた人間達が社会の前面に立てば外国の恫喝にも怯まない強い日本が打ち立てられるのだが、これは私の願望である。

 

男達の挽歌 男達の オス!  押忍  日本よ  !?

 

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