後に続く者達の為に何をなすべきか。
拙い経験を披露して他山の石としていただきたい。
1. 明るく力強く毅然と訴える。
2. 間違っても情に訴える温情主義は通じない。
3. あなたの信念を訴えよう。
数年前のあの時は、ひとり孤独な行脚だった、
友が1人付き添ってくれた、暗闇を照らす灯火。
今振り返っても無償の愛を忘れることが出来ない。
会場の7~8割がたが自分への協力者と錯覚して
長年の苦しい野党暮らしが脳裏をかすめた。
勝ちを確信したのが間違いの元、
そう思うと、聞かされていた相手候補の寂しい
家庭環境が頭に浮かび、自然の涙になった。
これが一生の不覚、
Sは弱い女々しいとなった、人の心の内を他人は
窺い知ることは出来ない。
悪には強いはずが、情に脆かった、それが欠点。
「自業自得、自己責任。」
支援者へのSの心からの後悔と懺悔に連なっていく。
あれから2年
あの季節がやって来た、Sの恩返しと罪滅ぼし。
あの時、
Sは、ある問題を抱えていた、
過ぎ去った懐かしい思い出として胸に収めている。
時は、厳寒の季節、そして新緑の芽生える季節、
舞台は再びのアンコ-ルを迎えた、
主役だけが代わって舞台回しは変わらない。
世界情勢がそうで有るように、現実社会もそれらに
呼応してめぐって行く。
再会の季節、歓喜の季節となるかどうか、再びめぐる。