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日常生活

ヘッドハンティング

一度も声がかからないと嘆く男がいる、
同じハンティングなのに自慢げに豪語する男もいる。
前者は相手側から使い道のない無能者扱いの者、
後者はたとえ声を掛けても来てくれないと思われている者。

どんなに可愛がっても所詮味方に成り得ない者、
先入観が間違っていたと知って近寄って来る者、

普段は、仲良く話しているのにけして心を打ち明けない者、
期待していなかったのに話せば理解しあえる者、

人は、複雑な生き物、一筋縄ではいかない。

時々、そのような人間関係の質問を受ける、
ところが、未だ人間を判り得ない私は返答に屈する、
逆に教えを乞う始末である。

いつもニコニコと話しかけてくる者がいる、
ある席で、彼らに都合の悪い話を切り出してみた、

その後、 会場の外で偶然鉢合わせ、
いつもなら、笑顔のひとつ、言葉の一つが出る筈なのに
何故か顔が緊張して視線は脇を向いていた (正視できない)

何故か ?
私の質問に心当たりが有るからである、
馬鹿な質問をしやがって、寝た子を起こして この野郎と ?
その顔に書いていた・・・??

私はたまに、遊び心を隠して相手の心に問うて見る、
善人は、恥ずかしそうに笑みを見せるが、根っからの悪は
素知らぬ振りで目をそらす、顔は正直である 心がもろに出る。

まあ、これも冗談のひとつ、
人間観察面白い、目は口ほどにものを言い ?

すれからっしは、なかなか矯正できない、
馬鹿は死ななきゃ直らない、そのように評価の基準を置いている。

悪は、平気で嘘をつく、
自由主義の比ではない、何処かの国と似たり寄ったり、嘘も方便と
舐めてかかっている、いずれ馬脚を現す。

にぎやかな季節がやってくる、人間に永遠は有り得ない、
世代交代は世の習い。

お待ちなせい、
「石川や 浜の真砂は 尽くるとも 世に盗人の種は尽きまじ」

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