広告
日常生活

台風 その凄まじきもの

茶褐色の濁流が轟音を轟かせながら下流になだれ込んで行く、
昨日まで姿を見せていた河川の中州が陰も形もなく消えていた。

濁流はその川幅を広げて恐ろしいほどの姿を見せ付ける、
人がもし足を踏み外したなら一瞬の内にその姿を飲み込むだろう。

足を傘に取られないよう土手の上で余裕を持って立ち竦んでいた。
あたりの音を全て飲み込んだ濁流は、己の音だけを響かせて勇猛に
下流に向かう、 (すごいな、怖いな・・・)

いつかニュ-スで見た光景・・・
河川の中州でテントを張った会社の同僚及びその家族が河川管理者の
撤去要請を聞き入れなかった結果、幼児を含んで毒流に飲み込まれて
いく光景が蘇ってきた。

自然の前の人間の限界、日頃から自覚していれば避けられた運命なのに
と手を合わせたものでした。

河川に張り出た、水量計を備えた橋の欄干に二羽のカラスが羽を休め
震えていた。

昨日まで見かけていた野良犬たちの姿は、安全な場所に避難したのか
掻き消えていた。 無事で良ければいいが・・・

どんよりと垂れ込めた雨雲が空全体を覆いつくす、各地の台風の被害が
テレビの画面から伝えられる、胸塞がれる惨状に言葉もない。

近隣の田圃に被害がなければ良いが、先般工事が終わったばかりの太陽光
発電施設に被害がなければ良いが、気にかかることばかりである。

「明日は土曜日ですけど、お会いしていただけませんか ?」
先般来、相談を受けている手続きに関する打ち合わせの連絡が入った。

勿論、異存はありません、全て皆さんに合わせます、これが私のポリシ-
土曜日 ある場所で 午前中にセッティグしてもらった。

台風一過、素晴らしい出会いであることを願って準備に取り掛かる、
午後の予定が迫っている、さあ、出かけようか ?

昨日は思いも寄らぬ待ち合わせと報告があった、事業欲旺盛な話に
心臓の鼓動が高鳴った、国会の茶番(不謹慎か ?)と庶民の哀歓と。

私は、安保関連法案に賛成です。其処に迫る危機、独りよがりではなく
友好国との国土保全のための連帯は、必ず国のためになる日本のために。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

広告