朝眼が覚めるとかすかに雨の音が耳に入って来た、我が部屋は雨戸を閉めて寝る習慣の為、外の音から隔絶される。
新型ウイルス感染により隔離されて更に病状悪化で亡くなった人が未だ後を絶たない、悲しみの鎮魂歌、無念の内に死出の旅に出た人の未練の涙雨だと思えて仕方がない。
いろんな情報が入る、政府の無策を責める者、弁解がましい言い訳にしどろもどろの者、突然襲い掛かった事態に完璧を求める方が無理だとは思うが。
それにしても国別感染者数及び死者の数を公表できない政府に苛立ちを隠せない国民が増えている、安倍政権に掛かるその重みは、何なのか ?
初期段階で中国を主として入国禁止の措置を取らなかった政府の失策とその裏事情に国民は疑惑の目を向けている。
禁止できなかった理由が、緩やかな忖度というよりも今までの工作から生じた弱みの現れだと見る国民が増えて来た。
市町村や県単位の政治家と違って国会議員の資質の問題が俎上に上る、お国のために命を投げ出せるか、金、名誉の前に愛国心が勝るか ! 二重国籍禁止と合わせて宣誓させよ !
この政治家不信を見聞きすると、私が子供の頃に聞いた近所のおじさんの言葉を思い出す・・・
「戦地に駆り出された優秀な人間が死んでしまい、残ったのはクズばかりだよ ?」 投げ出すような話し方だった、それを鵜呑みにする訳ではないが、その後の日本を見ると納得せざるを得ない。
子供の頃に街宣車の荷台に飛び乗った私に「ボク !・・・」「と話しかけて来た立候補者、芯のある優しそうな人だった。
政治はカッコ、見栄えではない、日本を思う愛国心があるかどうか ? その幼少体験で私は知らされたような気がする。
「あなた達は、国の為に命を投げ出せるか、特に反日国家へ覚悟を持って臨めるか、工作に毅然とできるか ?」
このようなリトマス試験紙をつけつけるべきだと思う。
朝の雨が嘘のように、雲の上の太陽がその隙間から陽射しを注いでいる。
「負けるな! 乗り越えよ ! 明るい明日をつくれ !?