人に情け
「ええっ! Sさん! 若いなぁ !!」
私の歳を聞くので、答えると途端に嬌声を上げた。
決して自慢できることではなく、ただ現役で役所の若い職員と接する機会の多い環境のせいである。
「日々これ新た」 これが私の人生途上劇である、昨日まで生存さえも分からなかった人々との出会い、旧知の友になる不思議に私は感動を覚えている。
「日々これ学習」知り得なかった知識の習得、他人が私に伝授してくれる。
一昨日は空手のW先生(師範) と数ヶ月ぶりのお茶会、心配していた体調も良いようなので安心して話し込んだ、先生の子供達は私の自慢でもある、良い子供達ですよ。
昨日は、硬い役所の男性とこれまた久しぶりのお茶会、近日来の心配事の相談だったが、生来の明るさで私の杞憂を吹き飛ばしてくれた、私の自慢の秘蔵っ子。
この8月は、相続問題を始め難問奇問が目白押し、お盆休みを返上しての忙しさだった、暑さのせいばかりでなく寝汗をかく始末である。
「歳だから、ほどほどにしなくっちゃ ?」 と笑われる !
とにかくブログを忘れる程の忙しさ、同時に人の縁の有り難さを思い知らせてくれる月だった。
先日は、杉の子時代の大切なお客様、当時は乙女、現在奥さまからのお電話「マスターお食事どうですか ?」甥の同級生たち、もちろん色気抜き、こんな友情もあるのです。
一人は大親友の奥方に収まっている、縁は異なもの味なもの。
人生とは、幸せ求めて何千里、迫る苦労もなんのその、ですね。
午前中にはお世話になった故人の奥さんから相談の電話、9月に入ってお会いすることにした、恩返しを兼ねている。
亡くなったご主人が「 Sよ! 頼む !」と信頼してくれる。
難問奇問は続いているが不思議と助っ人が現れる、解決して行くのである、「S先生、依頼の仕事完了しました !」嬉しい電話が入る、持つべきものは良き友。
我が人生、今花ざかり、真面目が一番、人には情けですよ !?