広告
人生

儚い 淡雪

淡雪 

朝、あまりに寒いので戸外に停めてある車が気になり玄関を開けると何やら頬のあたりに綿がまとわりつく感触、アスワァルト道に目を落とすと膜を張ったような白い雪、降り始めなのだろう、淡雪、綿雪、

 春先に降るフワリとした消えやすい雪のことを指すのだが、春の季語 にも使われる。

あまりに世の中が定まらぬので、右往左往の人間に同情の涙が天から落ちて来た、そんな風情を覚える今朝の淡雪、クルマ周辺が見る間に白くなって来た。

しかし、私の住む市街地は、深夜から降り続く積もった雪が夕方には消えてしまう雪にとっては儚い里でもある。

雪だるまに望みを託す暇もなく消えてゆく、雪よ !  憐れ淡雪   !

ふっと気がつき窓の外を見ると雪は小雨に代わっていた、路面の雪は跡形もなし、佗しき淡雪もう何処   ?

そんな思いに駆られていると、相談を受けて昨夜訪問したお宅の情景を思い出した、母上との会話のところへ長男が顔を出したのだが、まず挨拶の言葉がない。

用件に対しても母親の意見を否定する、自己主張のみで温かい雰囲気は保てない、相手が居る難しい財産問題なのだが、これでは話しても無理、金にこだわるので相談をお受けする訳にはいかない、それで辞退した。

金銭欲の強すぎる同士でうまく行くはずはない、資格者にバトンタッチの予定もこれでご破算、後はあなた達でやりなさい、私は辞退します   !

儚い人間関係、これも親の性格と育て方が影響する、金持ちの金銭欲には辟易の私である、無理に相談受ける義理はない、貧乏人なら我慢してとき伏せてあげるけど  !  

YouTubeの真似をして  ・・・ 「知らんけど  !」

孤独な旅の憐れ淡雪、どうにか着いたと思ったものの、人の非情に踏み潰されて、息つく間もなく天に召される。

自然の営みに人の世の儚さを想う、アメリカは風雲急を告げて             !?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

広告