平和への希求
弱肉強食、私たちはこの言葉を教育等を通じて知らされて来た、現在も耳にする機会はあるだろうが、具体的に視覚で目にすることは運命の利器、ネットなどの動画による。
そこにはおぞましい弱者の怖さ惨めさが映し出される、ライオン、ハイエナ、ワニ、コモドドラゴン等が本能のまま哀れな動物たちに襲いかかり食している。
それを享楽のため眺める無情な人間たち、私のように可哀想にと心痛める者は少数の筈である、人間の精神の退化はこうして進む。
ここで何を思うか思わないかで未来を予想する事ができる、明日の我が身の姿と見るか、あくまで何の感情も湧き出ないか、どうだろう、地球の王者、征服者の明日を予想する。
時は、アメリカNASAの火星探査機(車)「パーシビアランス」の火星着陸が報じられたばかりである、という事は広い宇宙の存在に思いを致すと、他の惑星からも地球へ飛来する探査機等がいるという事でもある。
地球外生命体の乗車するUOFOの存在、或いは既に飛来している記述も見受けるが、そこで科学の発達した宇宙人に地球の人間社会および他の動物たちがどのように見えているだろうか。
地球の明日が懸念されるところである、アフリカのサバンナでインドネシアの森林で繰り広げられる弱肉強食が人間界に投射される。
宇宙人による人間狩り、おぞましい未来図に心肝寒からしめる、驕りまくった人間社会の賞味期限の到来、それは地球の覇者が交代する狼煙でもある。
雨の中逃げ惑う人間たちに特別待遇はない、皆一様に鹿であり、シマウマ、バッファロウ、草食動物の弱者なのである、人間がその仲間に入る未来とは、余りに哀しい宿命ではないか。
アメリカ首都の地下トンネル、怒りをブチまけたい鬼畜の人間達が浮かびあがる、そこまで悪魔になれるものか、時が無力な子供達に代わって正義の刃をくだす ! 宇宙軍との連合でならその征伐は殺伐とした復讐劇になる。
噂の類で終わってくれることを願う、人間がそこまで下等動物だとは信じたくない、明日に希望の持てる人間社会でありたい。
人間は懲りない生き物、自浄作用が期待できないものなら、ファンタジーの世界で、或いは最悪現実の元で決着をつけてもらう、少しでも未来図を想像出来るなら反省を込めてブレーキをかけたいものである。
地球を大切に思うなら、人間界ならず動植物をも大切にしよう。
未来が平和であるために !?