星に祈りを 其の壱
( 人類への警告の書 )
題とはかけ離れた話になりそうである、
世界の行方が定まらない、あちこちで不穏な動きが大きくなって来た、これ全て中国が起こしている。
アメリカの歴代政権の見通しの甘さと経済界の損得のそのツケが今、頭上に重くのしかかって来たのである。
米ソ冷戦の時代なら危ういながらもどうにか均衡がとれていたが、その後の核拡散と無法者国家の核所有により全く見通しが立たなくなってしまった。
図上による未来予想図が重くのしかかってくる、アフリカサバンナ、東南アジア等の密林、それらに生息する肉食動物たちの動向が危機感を募らせる。
核保有国の中でも大国はその使用による破壊力が地球を破滅させる事を熟知しているが、無法国家の指導者の脳内理性を信ずる事は出来ない。
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国内暴動が起きて暗殺の危機が迫って来た、他国の関与を疑う指導者は前後の思考力が飛んでしまった、なら一蓮托生。
それで ?
宗教の違いはどうしても相容れない、敵国に囲まれた疑心暗鬼にかられた指導者は先制攻撃を選択した、
そして ?
アメリカ始め先進国の後押しで経済発展したC国は内に秘めた野望を軍事力強化に振り向けて世界各地を圧し始めた、それに反発する弱小国家はミサイル照準をキープする、三共ダムの決壊が先か、C国による核ミサイルが先か、
その結果 ?
未来はかくも厳しい予想で溢れている、我々の英知は、この困難を乗り越えて平和な未来を築くことが出来るのか ?最大の難局に直面することになった。
先の大統領選挙に見た超大国アメリカの屋台骨が音を立てて軋んでいる、政権を監視する筈のメディアが一方に組した責任放棄は自らの死を世界に知らしめた。
正常な判断で世の中を導く某タイは死滅した、この混沌として、核を頭上に掲げる世界は混迷の度合いを深めて冷静な解決策さえ見出せない。
ついに悲劇が幕を開ける、核戦争の勃発である、誰が先に撃ったと言うよりも、遂に地球の終末が来たと言う恐れの方が大きい !
時は、来た ! 何千発の核が攻撃は迎撃をさらに呼んで撃ち尽くした、累々とした悲惨な世界、生きるもの全てが死に絶えたと思われる地球、この世界を見るものはこの世に誰もいないと思わせた。
ごく僅か生き残る生物の悲惨な現実が幕を開ける、その中に人間が居たとしたら、皆さんは何を想像するだろうか、辛いことだが述べて見たい。
核戦争が終わって随分歳月が流れた地球、全地球を破壊尽くした人間達の仕業は破壊しただけでは済まなかった ? 更にそのツケを辛うじて生き残った者達や子孫に押し付けたである。
子孫達にとって、おぞましい世界が開けることになる ・・・ ?
其の弐へ