アメリカ民主主義の限界
今回の大統領選挙ほどアメリカの権威を失墜させたものはない、当事国、当事者はどう思うかだが詮索するほどの価値を見出せない。
自国の命運を左右するその集計作業のシステムを他国に依存する危うささえ想定できない幼稚さに唖然とした人々は多い。
この寛容さがアメリカの興隆を招いたことは否めないが、共産主義の狡さ、巧妙さにしてやられた感深い、ロシアと中国の差とも言えようが、アメリカの諜報機関は深く反省して再出発願う。
アメリカは日本の再台頭を恐れて特に核開発には敏感になる事は理解出来るが、一方中国の世界制覇の野望と比べて日本の核保有とどちらが有益であろうか ?
戦後70有余年の日本の歩みと、したたかにアメリカの疑惑を逸らして友好国を演出した権謀術数の国のどちらが与するに足りる国家なのか ?
今一度冷静に判断するのも民主主義国家にとって緊急課題である、先般もロシアと中国がアメリカ友好国を虐めていると論調が出たが、まさにその通りである、柔らかい言葉で諭しても彼らの自覚には届かない、恫喝こそが彼らの手段であり効果なのである。
アメリカよ全体主義国家に穏やかな対話は通じない、単刀直入に指摘してこそ通用する、世界常識だと認識する事である。
どこかの国の外務大臣が尖閣に侵入を繰り返されながら文句のひとつも言えない無力さは、そんなアメリカの弱腰を真似していると言うのではあるまいが不思議な事と言えよう。
異なった思考の国同士、紳士の会話が通じるとでも思うのか、優秀な学童のイロハが通用すると思うなよ、握手しながら机の下の蹴り合い !
胆力無き者その任にあらず、緻密な学力は、あの過去に見上げた学舎に置いてこい、実社会、国と国との交渉に通じるはずもない。
アメリカさん、相手の下心を見逃すな、いかに無駄な月日を数えたことか、教えるはずが深い後悔を教えられた、日本の価値を再確認することで誰が真の友邦国なのか判るだろう。
アメリカ民主主義の限界、それを知ることがアメリカ再興の秘訣である。
アメリカよ輝く盟主であれ、アメリカに代わる盟主ナシ !?