一触即発
まさに世界と日本は一触即発状態におかれている、どこを向いても平穏な国はない、憂うべき地球よ !
当たり前のことだが、言葉の装飾でない本当の意味の平和は、そのリーダーの資質で180度変わる。
第二次大戦後の冷戦構造はアメリカと旧ソ連の恐怖の均衡でどうにか保たれていたが欧州、中東、キューバ危機は地球全滅の瀬戸際に立たされていた、辛うじて持ちこたえて旧ソ連の崩壊に至った。
ところが現在はどうか、旧ソ連後のロシアは相変わらず野望を捨てず平和志向の対極に立ち塞がっている、更に世界が不幸なのは、ロシアに代わる中国が一層の野心でアメリカに楯突くところにある。
自分勝手の言動の前に諸外国は苦しめられる始末である、民族の自決もなんのその、勝手な理屈で野望を推し進める。
恨めしや! 元米国オバマ大統領、怨嗟の声はそこへ向く、世界の警察官を放棄、無責任の何ものでもなかった、彼の登場以降どれほどの世界の人々が犠牲になったことか ?
弱小国家、特にアメリカ追従の自由主義国家の悲鳴は顕著である、核を作らせ、持たせる事に立ち塞がるアメリカの身勝手は、敵国共産主義国家の核に恫喝される始末である。
私はアメリカの戦略ミスが日本始め自由主義同盟国を苦しめていると解釈している。
だが!
この傍若無人がどこまで通用するか、世界の異変、飛び込むニュースに地球の賞味期限の到来を予測するのである。
飛来しているはずの地球外生命体が人類の前に姿を現し始めた、彼らは私達に何をもたらせるのか、中国の探査機が火星に着陸、つい最近、その風景画像を見せられたばかりである。
化学の差は天文学的差、大人と赤子の違い、それ以上の隔りは比べることさえ無意味だと思い知らされる、
アフリカサバンナの弱肉強食、肉食動物の前になすすべなく食される草食動物の悲痛 !
それが人類の明日としたら、地球上で勝手気ままに弱者を蹂躙する独裁者達は予想できるだろうか、阿鼻叫喚 !のたうち回る明日になるだろう、それも良しと私は突き放す。
弱いものにとってさらなる悲劇ではあるが、現在の苦しみを考えたらひと思いに楽になる事だと、そう思うことが尚更に哀しい。
地球の終焉を予想する者が果たしているだろうか、あえて聞きたい。
楽観論であるがゆえに正視する、 一触即発 !?