誘い水
国の品格、国の威厳、そこに住む人々の人格、外国から見て彼らは何を感じ取るだろう。
手っ取り早く言えば「手も足も出ない強い国」そう思わせる国体である。
一つの例をお話ししましょう・・・
子供時代はコンプレックスの塊、何をやっても劣等生、勉強は言うに及ばず、運動に至るまで友達の後塵を拝していた、当然女生徒にモテる訳がない。
最大公約数がこんな生徒達で占められていた、僅かのスポーツマン・ヒーローと頭の秀才達が優等席を独占していた。
イジメに会うのも、か弱気劣等生、問答無用に鉄拳が飛んで来た、私など横を向いている間に頬を張られた !
これが武力なき弱小国家、当然暴力沙汰に及ぶのが国際常識を都合よく変える無頼国家、さしずめ独裁、全体主義の国々。
まだ民主主義国家は人目を気にするだけマシである。
目を付けられれば不幸の始まり、何も手をかけずに無視してくれれば良い方である、土足で乗り込んで来るから始末が悪い。
現在の国際情勢、当事国になった弱い国々の悲鳴が周辺に届く、悲鳴で済めば良いが民族抹殺の悲劇である。
よくある話、その発端は、弱い男達が自分の身を守る為に武道に走る、あくまで自分の身を守る為、藁にもすがる思い、意気がる余裕等さらさらない !
こんな動機の男たちはきつい稽古にも付いて行く !
一つの例だが、
数年して男に予想外の事態が起きる、噂が勝手に一人歩きし始めたのである、「あの男には手を出すな!」・・?
苦々しく思っていた名前の売れた町の兄さんは、陰では「大したことなどあるものか 」と捨てゼリフを吐いていたが、その内どうにも気になり始めた。
現在の無法国家の身勝手に似ている ?
街角ですれ違う度にガンをつけ始めたが男は無視して相手をしなかった。
噂では「奴は強いぞ !」その先入観で兄ィは忸怩たる思いで地団駄踏みながら引き下がっていたのである、
「あの野郎!」
ある夏祭りの夕暮れ時、兄ィ達が男の友人に難グセをつけた、ちょうど男が通り掛かったのが幸いした、兄ィ達は4人、勿論不足はない。
ところが兄ィと男の直接対決はあっけなく終わった、
男の右にひねり込んだ頭突きが兄ィの右のテンプルをえぐった !
泡を吹く兄ィと為すすべなく立ち竦む男3人を残して男はその場を離れた。
勝負は一瞬で決まった、過去の修羅の亡霊が胡散霧散したことは言うまでもない、兄ィの時代が終わった。
世界の嫌われ者、一人悦に入る独裁国家の終焉は遠い日ではない、現在の南シナ海、東シナ海へ繰り返す侵入行為、当事国がなす術なく手をこまねくなら更に次の段階へと進む、いずれ上陸行為に至ることになる。
初動の日米、西側陣営の機動力が勝るか、核に手をかける全体主義の野望が勝利するか、世界は最悪の岐路に立つことは間違いない。
曖昧戦略の脆弱さ、直接行動の危うさ、第二次世界大戦の轍を踏む事になるのか、誘い水、打ち水、日米どちらのお家芸だったのか、事実は小説よりも奇なり !?
「弱肉強食」は、自然界の法則です。善悪の問題でなく、弱いものは、強いものにやられます。
国も個人も同じですね。反撃力のあるものは、手出しをされません。貴方の人生経験が、国際情勢を眺めるときに生かされていますが、いわば私も似たような少年時代を、経験しています。
「口で言うより手の方が早い。」「馬鹿を相手の時じゃない。」とは、美空ひばりの「柔」の文句ですが、世間にはこう言う例がたくさんあります。民主主義と人道主義は、無法な馬鹿者も話せばわかる相手として扱えと、そんな教育です。悪意の人間が利用すると、理想と建前が一緒くたになり、無法がのさばります。
日本の武士は、悪を許さず、悪に負けず、自分の道を精進しました。精進しない相手には、力で精進させました。寛容だけでなく、厳しさもあったのが武士道だと、私は今もそう思っています。
時々しかコメントを入れませんが、ご容赦ください。
onecat01さん、
日本人の日本人たる良さは「武士道にあり」「武士道とは死ぬことと見つけたり !」
日本嫌いが否定する言葉です。
「寛容」普通の個人間ならそれも良いですが、いざ国家間の争いになるとその言葉は
封印です、寛容であったために滅亡させられた国が歴史上どれだけあったか ?
現在進行のウイグル、チベットに見ることができます、「戦いは殺し合い!」それが
冷徹な現実です、婦女子を守るのが大和男子の基本ではないのか、私の自問自答です。
その命の代償無くして国家の安泰は有りません、プロパガンダーに騙されるな、国民が
目覚めなければならない最重要課題です「綺麗な花には棘がある!」マスコミの綺麗事。
コメントに感謝致します。