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人生

トンネルの向こうに輝く土曜日が待っていた !

トンネルの向こうに輝く土曜日が待っていた !

コロナ禍の重苦しさに辟易している時だと言うに、私は大変な難問題を抱え込んでしまった。

ハッキリ言えば役所のミス、私に指導、指摘すべき事柄を彼らは見落として尚且つ適切な説明を怠っていたのである。

それが発覚したのは3月春、職員は平静を装っているが内心の動揺はその態度に現れていた、寡黙になったのである、内心おののいていたと言えば良いのか ?

この経緯は県の担当者に報告して共有している。

事の重大性は過去にもなかった事態、組織のトップと経験豊富な知恵者に対応方法を相談した、2人とも経験したこともない難問題だった。

コロナ禍をよそに私の孤軍奮闘が始まった、市がダメなら上部の県の担当者と事業を直接管理する県の外郭団体を訪ねたのである、彼らはまず保身で口を閉ざした、役所、公務員の一番悪い面である。

それほど彼らは恐れていた、それがために巨額の契約が白紙〇〇に至ったのである、契約である以上、当事者は複数に上る、その説明は大変な難事業で苦痛の伴うものだった。

双方の関係者のご理解を得て無事穏便に結果を迎える事ができた。

私はよく学歴、頭脳のことに触れる、理数系と文系、体育会系等 !前のブログにも触れたが、私の行動様式は相手に責任を押し付けない自己責任型、「体育会系」  このスタイルは変わらない。

だから今回も彼らの幼稚さ、卑怯さを責めないで、自身で関係者に頭を下げたのである、つい先般関係部署の課長には礼儀作法に置き替えて苦言を呈したところである。

それでも私はいち公務員の彼らに責任を押し付けない、しかし卑劣な逃げは彼らの人生のためにもプラスにならない、だから、いつかは 意見する、普段おとなしい私だがメリハリだけは付けておく。

卑怯者にはなるな  !  後に続く後輩が先輩の所作をジッと見ている、

仕事で役所を訪れて窓口で対応する若手に声をかける、その内彼らの性格と生き様がだんだん見えてくる、長い付き合いが始まる。

今春課長、部長に昇格した公務員はこの中から誕生した、人の子乍ら私の胸は熱くなる「おめでとう !  よく頑張ったね  !」受話器の向こうから弾む声が聞こえてくる、私の至福の一瞬である。

今回の件は、組織のトップでも経験した事のない難問題だった。

私と長期間、難問を前にチエを出し合った、大企業の偉いさんA氏は、

「Sさん!9月30日で定年退職します、あとは取締役のBが引き継ぎます、私は〇〇 ( K県T市 ) の家族の元へ帰ります、あとは頼みますよ !」 

涙の滲む励ましをいただいた。

書類的にはもちろん、全ての面で決着したら、A氏へ心のこもった礼状を認めたい、

「あなたとは私の人生最高の出逢いでした、奥様と素晴らしい余生を送ってください。」

そのA氏の生まれた故郷は、私が松山に出て来て最初に事務所を構えた椿さんの沿線にある。

長くて暗いトンネルだった、しかし、人を恨まず、人に責任を押し付けず正々堂々誠を貫いた、眩しい明かりが射してきた  !

トンネルの向こうに輝く土曜日が待っていた   !?

浜省の笑顔が光の中に浮かんでいた。

♪   もうひとつの土曜日    もうひとつの土曜日 コブクロ 浜田省吾 ALL COVERS BEST  

久し振りに聴いてみよう  !

みなさんもYou Tubeで聴いてみてください。

トンネルの向こうに輝く土曜日が待っていた !” に2件のコメントがあります

  1.  具体的なことは、書かれていないので分かりませんが、貴方が貴方らしく、難題を片付けていく様子が伝わってきます。

     双方に傷をつけず、双方に理解者を得て、落ち着いて処理される姿が見えます。健康に留意されつつ、頑張ってください。応援いたします。

  2. onecat01さん、
    おはようございます、

    にこやかにその人は私を迎えてくれました、その施設は松山市の
    郊外の山裾にありました、
    松山市の管轄する施設、男はそこの所長さんになっていました。

    さかのぼること10年以上前の事、依頼された仕事の打ち合わせに
    彼の勤務する課を訪ね、彼が担当でした、

    ところが彼の思い違いで実際よりも軽い手続きを教え、土壇場で
    訂正を余儀なくされたのです、
    彼は「Sさん!私が申請者へお詫びに行きます!」私も同行しました。

    私の性格から、このような職員に責任を負わせることは出来ません、
    「社長、2人はよくやってくれました、全て私の手違いで間違って
    いました申し訳ありません」 社長、気持ちよく納得して頂きました。

    男の責任感、所作、その勇気を彼ら2人に見せて今後に期待したのです、
    「Sさん!元気でしたか !」所長の笑顔がきらめいていました。

    そして今、私が苦闘する書類作成の手助け(書類作成、構成等) そっと
    教えてくれたのが若き日の今回担当の彼でした、私の覚悟は彼に責任は
    負わせない、全て私が請け負う、職員として最高の地位に上り詰めた
    男だったのです。

    過去のブログに触れていますが、片親で育った後輩たちがなぜか ?
    私の元に集まります「Sさんは、男だ !」頭脳勝ち組が私にくれた言葉を
    噛み締めながら今の彼に捧げています。

    onecat01さん!男って素晴らしい ! しかし、ちょっぴり辛いですね !

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