仲裁人いずこ
裁判で訴えるぞ ! この頃時々耳にするようになった、それも身近な人間たちが言っている、先般の綱紀委員云々と同じように恫喝の手段で使うならやめた方が良い。
事件が起きてなされる刑事裁判なら良く目にするが、民事、それも相手を貶める、懲らしめる裁判であれば褒められない、時間も費用もかかることになる。
思わぬ落とし穴は、訴えた側に不都合な疑惑があれぱやぶ蛇になる事もある、人間は案外自分のことは見えない、他人の方がよく見えているものである。
法律を守らない者が法律を振りかざす、そんな場面を目にすると人間の浅ましさに心がくじける。
地殻変動、地球上のあちこちで天候異変が続く、人間の浅ましさを警告するように不気味に迫る、何を言わんとしているのか ?
時、期せずしてと言うべきか、偶然と言うべきなのか、日本沈没という映画が観衆の恐怖を呼んでいる、ドラマだと思いながらも現実を思わせてのめり込む。
人間の驕りが地球温暖化を呼んでいる、その上、核実験の歪みが地中深く影響を与えたと私は素人ながら予想している。
神を信じない無神論者、全体主義に顕著であるが、恐れる者のいない人間は唯我独尊、他を顧みない、独裁者の最もキケンな傾向である。
諌めるもの、抑える者がいないだけにブレーキがかからない !その例は、日本近辺に見本があるではないか、これらが地球の破壊者にならないと限らないところに地球の悲劇がある。
ミクロに慣らされた人に、マクロを説いても理解できない、私の周辺はこんな人々で溢れている、だから身勝手な手段を弄して恥じないのである。
だが、必ず限界は来る、 「裁判・・・?」と喚く人、己の身に来なければ良いが、私を含めて不確定の現在、自重が求められる。
仲良くなれないのが人間の限界だが、せめて敵対しない生き方を心がけたいものである、眉をひそめて険しい顔、健康に良くありません、出来るなら笑顔で世の中を渡りたい。
男の世界で分かりやすい例を挙げると・・・
強いハズの男が、周囲を威嚇するために弱い男をまな板に乗せた、痛ぶったのである、まさか反撃されるとは思わないで ?
弱者はいつもの弱い男のままでなかった ?
俄然、反撃に及んだのである、小男の起死回生のコブシが大男の顎に炸裂した、こうなれば攻守交代、大男為すすべなく敗退した。
日頃の傍若無人は影を潜めた、その姿は惨めだった、起死回生 !それは、弱者のためにある言葉である、私の高校時代の教室での一コマだった。
私の周辺でも地鳴りが起こっている、
「おごる平家久しからずや !」
仲裁人が、いれば良いが、穏やかな幕引きを願いたい !?