昼下がりの午後、小さなその公園は子供づれの家族が桜の樹の下で嬌声をあげていた。
気だるい暑さと陽光の中、窓から公園の風が程よく涼を感じさせて頬にそよいでいた。
聾する蝉の声が、それでもまだんなく降り注いで夏の到来を予感させた、まだ四月なのに。
それにしても人間とはなんと無惨で残酷な生き物なのだろう、ウクライナ情勢は静まるどころか尚更に凄惨さを極めて無辜の人間を地獄に落とす。
核使用を匂わせた独裁者の恫喝に端を発して、自由社会の反撃が身を縮めてしまった、私は双方を逆に見たときおぞましい光景が瞼の向こうに見えて来る。
それが民主主義の良いところだとしても、爆撃で一瞬の命の終焉とは別に拷問にあって命を絶たれる人々を思うと自由社会の指導者の限界を忸怩たる思いで感じている。
それにしてもプーチンという人間のこのむごたらしさは、この国では彼の専売特許ではなかった、過去にまだまだいたのである、共産主義の根本を見る思いがしてならない。
ロシアの国連大使の弁明を世界の人々はどのように聞いたであろうか、おぞましきかな人間軽視の思想よ !
ウクライナを忘れるな !
ロシアの冷酷さを許すな !
地球の歴史に残る人道の罪として刻印されるのか !
今行われている蛮行は、地球人がしてはならない規範の外、もうこれは、人間が為すすべを超えた悪魔の仕業、地球外生命体が腰をあげる領域になってしまった。
これ以上罪なき人々を見殺しにしてはならないと核の先制使用をためらわない攻撃の衝動に駆られる指導者が現れぬとも限らない。
以前にも述べたがロシアに令和の坂本龍馬は居ないのか ?志士たちは何処に !
人間とはなんと犬畜生にも劣る生き物なのか、世の末を思う、
アメリカよ、NATOよ、そしてEUよ !
無能な国連は恥を知れ、常任理事国に拒否権を与えてはならない、新しい機関を作れば良いのだ。
ウクライナよもう少しの辛抱だ、宇宙の真理が審判を下す !?