先日、「Ｓさん、お会いする時間ありませんか ？」盟友Ａ先生からの電話だった。
「大丈夫ですよ、そちらの都合に合わせます ！」ということで一昨日ある場所で
お会いすることになって落ち合った。

農業振興地域、農用地、または青地と私達は呼んでいる地域の農地である、
転用の (宅地・雑種地) 困難な場所である、
申請人のお母さんもお見えになったのでいろいろ諸条件その他を説明させて頂いた。

近年、特に手続きの難しい案件である、Ａ先生は当にご存知なので私の説明を横で
静かに聞いていた、
後は本人さん達の意思表示を待つと言うことになって、私一人大型店舗に向かった。

大勢の人波で混雑していた、私は戸数の少ないひなびた寒村で生まれた所為か　？
逆ににぎやかな雑踏が好きなのである、それもひとりそぞろ歩きが好きと来ている。

若い頃の故郷港町の土曜夜市で、雑踏の中を左右の商店街の品々を見て家族連れの
睦まじさを眺めて歩くのが好きだった。

大勢の兄弟姉妹で育ち、父母の愛情を独り占めできない虚しさと、その環境がそう
させたのだろうと、後年、私はそのように自分の性格・行動を分析したものである。

どういう訳か私の傍には片親育ちの後輩や友達の少ない孤独な子供達が寄ってきた、
その縁は今に至っても続いている、だから彼らは私の弱さそして強さを持つに至った
過程をつぶさに見て知っているのである。

同級生だけでなく、その後輩達が口をそろえて言う、「Ｓやんは 変わった　！」
小さな頃は、小柄な身体が影響して、何をやっても劣等性、自信のなさは即 気弱さに
繋がっていく、ある武道との出会いが人生を開花させてくれた。

豪放磊落、根アカの師匠、先輩、同輩、後輩とのご縁この出逢いはすごいものだった。
私の人生は、この縁を基本に形づくられた、根暗は駄目だよ 根アカだよ　！

来月私の武道仲間Ｂ君が県都で支店を開店する、先般来お手伝いをしているところである、
難しいある手続きも親しいＣ司法書士の協力の下、無事　やり終えた、すべてご縁の賜物。

二十歳前後の若者の痛い突き蹴りあい (付き合い) は、こうして長い交友関係に結ばれて
いる、何に増してのご縁である。その精神は　「押忍」　

先ほどのＡ先生は、フルコン空手の有段者にして師範代、
仲間のＢ君 (今では偉くなって君付は失礼、ある世界での著名人にして会社経営者・会長)
伝統空手の黒帯。

私の人生は、誠にもって多士済々、これでは人生が楽しくなるはずである。
近いうちブログ仲間のＬさんを誘って後輩が経営する居酒屋へご一緒したいと考えている。

おおい坂の上の雲さんよ、しばらく雨を降らせないでよ、男同士の相合傘は似合わないよ ！？