白衣の天使
私にとって切っても切れない大事な人たちである、私の人生に常に寄り添い常に力づけてくれた人達である。
時には先生そして母親、時によると恋人と大切な任務に励む人たちである。
私が黄泉の国へ旅立つ時、わずかな彼女達だろうが涙を滲ませてくれるかもしれない (文章構成上言葉遣いはお許しください)
幼児の頃の田舎の診療所はお医者さん・先生の奥さんがその任務に当たっておられたが、1人2人地元の看護婦さんが勤めていた診療所もあった。
私の自我が目覚めてからは高校卒の18歳の夏、盲腸の手術で入院してこんな素晴らしい娘さんたちが居るのだと気がついた。
病院はコンクリート造の大きな病院を新築中で、その間、町中で仮の医院をやっていた。
中学卒業し立ての2人の乙女と40歳代の婦長さんの3人でやりくりしていた。
女性への目覚めはこの病院である、その2年後20歳の時同じ病院へ半年入院する、大きく新しい立派な病院が出来上がり港町の二大病院になっていた。
10代の若い准看護婦さんが多数採用されて男女の問題も華々しく聞こえて来た、二十歳の私も噂にのぼる患者だった。
看護婦さん同士の鞘当て、それでもウブで控えめな私に恋の果実は実らなかった、しかし、その時の縁で相談を持ちかけられたり兄妹関係に等しい乙女もいたのである。
淡白な私に恋愛は不向き、兄妹のような淡い関係で現在に至っている天使さんもいる。
彼女たちの内僅かだろうが「意気地なし!」と呟く人もいたかも知れない、それほど私は女性に弱い、本人は満足していますが?
こんなところでも律儀バカの片鱗がのぞく! 損だねおまえさん。
白衣の天使さん、良くぞ人間社会にこのような気高く美しい職業があったものです、高額所得のお医者さん、白衣の天使、彼女たちがいてこそ病院経営が成り立つのです、医療事故の落とし穴はどこにあるか分かりません。
私の身内もこの仕事に関わっています、人のため、社会の為に地道に取り組んでいます。
白衣の天使 !?