明けましておめでとうございます。
久しぶりに寝坊して温もった寝床からようやく離れた、
待ちくたびれたワンちゃんは、トイレをせがんで催促している、
「悪かった! 悪かった！」と言いながら犬を連れて散歩に出た。
青空の広がった河川敷上空は、さすがに雲までが空高く昇っている
高い、高いをして手招いていた。
頬に突き刺さすような寒気は、冷凍庫に入ったような錯覚に陥る程の
冷たさである、
土手には白一面の霜が人を寄せ付けない厳しさで辺りを支配していた。
土手沿いの道の両端草むらを我が愛犬は愛おしそうに匂いを嗅いでいる、
時には小さなものから大きなものまでウンチがこんもりと盛り上がって
いる、結構、犬連れの人の中に始末をしない人がいる、困ったものだ。
対岸に６匹ほどの野犬が上の土手を人が通る度に吠えていた、
「馬鹿だな！ 吠えたら駄目だよ」 犬嫌いの多いこの地域のことである
自分で自分の首を絞めるようなことをしてどうする、私の心が思わず痛む。
元旦と今日と、家でのんびりと正月休み、それにしても差し出した年賀状
が多かったとはいえ、届いた量も半端ではない、出来るだけ今年は遠慮
させてもらったが慌ててご返事を準備する羽目になった。
ありがたいことである、いろんな想いがあるものの今の心境はやり終えた
満足感である、適度に年賀状に認めたが後進に道を譲って静観する心境。
よく、若者を引き合いに出して言う言葉がある ？
後悔するんだったら、やりたい事が有ったのなら何故やっておかなかった？
やらずに後から後悔する程、男として女々しいことはない、そういう
意味では、妬み嫉みで反感持たれた嫌いは有るが自己的には満足している。
何せ、組織のトップ争いをしたのだから、負けても自分に言い訳が出来る。
出たい！ 出たい！ 会長に成りたい！ そう願いながら出る勇気の無かった
消化不良の人間を見ているだけに男は決断！それの出来なかった者は悔やむな。
潔く諦める事である。
それやこれやで、大局に立って今年は見つめ直すことにする。
次を託す人は・・・ ？
現在白紙だが、私のことだ、思わぬ人を推薦することも有り得る、無風はない。
しや、有るかも ？
今年は仕事に専念して、長年の夢 山の仙人にでもなってのんびり暮らすか、
青空の下 のんびりと一休み。
犬猫学園の夢 今だ 諦めきれず、我が人生の最終章は何色で塗りつぶすや ！？
杉の子さん
あけまして おめでとうございます。
少しは身体を休めることの出来られた三が日でしたでしょうか。
ブログを読んで頂いただけではなく、心温まるお便りを有難うございます。
杉の子さんは、人間同様に動物にも「愛」を注いでおられますね。
スポーツで鍛えた身体の上に、大勢の方々から「愛」の返礼があり、それでお元気なのだと思います。
２日の晴天は何処へやら、３日の今日は（正確には昨日ですが）土砂降りの雨でした。
教会まで徒歩で１時間１５分かかります。暖かな冬、歩くのはもってこいなのですが
雨天の場合は人様に頼っています。
お話は出来ても、片方で杖をつき片方は支えられてどうにか歩き、自分の力で食べることが出来ない方も居られます。
牧師さん、副牧師さんお二人がフル回転で送迎されています。ですから手を煩わせなくて済むように、
元気で居たいものだと思うのですが、７０過ぎてから、身体の衰えを感じ始めました。
堤防をわんちゃんと風を切って走る・・・杉の子さんの姿が眩しく目に映ります。
今日は♪杉さ～んではありませんよ。
お昼寝が出来ない日は早々就寝で、今頃目がパッチリです。
昨日から中学生の孫が来ていて、（明日から若夫婦は仕事なので）娘家族と何処かへ遊びに行く予定でおります。
息子は２４時間営業のスーパーに勤務ですが、嫁は幸運に恵まれて本土企業の会社に勤めましたので、
暮れの２９日からお正月の３日まで休日でした。土、日、祭日休みなので、幼子を持つ親には有難い職場です。
滅多にこういう会社がないので、皆さんから羨ましがられています。
当初実名で書いていたブログでしたが、地域の人の目に止まると、それから逢う人ごとに「読んでるよ！」
と声を掛けられて、今ではオブラートに包んだ「優しい！？」書き方になってしまいました。
杉の子さんに涙を見せたお姉さん･･･その方の思いは理解出来ますよ。
あっ！やがて１時になります。深夜営業は御法度ですよね。こっそり帰りますね。
また愚痴泣き言も聞いてください。
今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
コスモスさん、
あなたの優しい目覚ましで床を離れました、
やさしさとは、ひとの心を忖度して、そっと眺めること、頃合いを見て囁いてくれること、
コスモスさんの文章を見て私は感じている今日この頃です。
私の今日の日程は、本文に紹介したようにきつい厳しい人間模様でした、疲れて帰った時
メ－ルにonecat01さんから年始のご挨拶が届いていました、疲れて切ない胸にジ－ンと
しみこんで嬉しかったですね。
私は、瀬戸際に強い男、踏ん張りが出来る人間、辛酸を舐めて来たということはこんな時に
その値打ちが現れます、無駄に苦労はしてこなかった、これが私の自信です。
明日からは、おふたりから勇気を貰いましたから、猛烈仕事人間に復活です、
「黒ずきんちゃん」の入荷が近い、早速レオさんに届けます、子供達に正月プレゼント。
「おじいちゃん、もしかして黒ずきんちゃん ？」子供達に聞かれたらどう答えよう ？
それを考えたら楽しいですね、ひとを喜ばせるって事は、幸せをあげること、幸せを貰うこと。
「おじちゃんはね白馬童子のお友達、白ずきんちゃんだよ！ 白い包帯を巻いている人を見たら
親切にしてあげてね、代わりに勇気を貰うからね。」
コスモスさん、辛いってことは、強くなること、耐えて来た自信、男の子は特にそうでなくっちゃ！？
杉の子さん、コスモスさん。
ここへ来ますと、やはり別世界です。暮らしのことが綴られていましても、なぜか別世界の色があります。
杉の子さんにはお話ししましたが、私は年賀状を止めてしまいました。印刷された年賀状は嫌だと偉そうに言い、全て手書きで出しておりました。ところが、70を過ぎますと、誤字、脱字が多くなり、簡単な字も思い出せなくなり、これを潮時と思い切って止めることといたしました。
その頃も100枚がせいぜいで、杉の子さんの枚数にはとても、及びませんでした。元気さの違いというだけではなく、杉の子さんの男気、責任感、そして何よりも他人への思いやりでしょうね。私は自分のことだけを考えて止めましたが、杉の子さんのように人との絆を大切にされる方は、そんな割り切りはできませんから・・・、そうしてみますと、私は薄情なのかもしれませんね。
さて、コスモスさんがメッセージ欄を閉じてしまわれとことも、杉の子さんに似たものを感じます。あなたには沢山の読者がおられ、沢山のメッセージが来て、ひととひとつに真摯な返事を書いておられましたから、その気力たるや大したものと、常々思っておりました。メッセージ欄を閉じなければ、コスモスさんの体力が持たなかったのではなかろうかと、今でもそう思っております。
私はブログの中の自分を、友人や知人に知られたくないと思っております。ですから、実名を使用いたしません。正直な気持ちを書くためには、知り合いや地域を忘れなくては難しい時があるからでもあります。杉の子さんとコスモスさん、そしてレオさんのことは、何となくいろいろ知ることとなりましたが、それが例外であるだけに不思議な別世界となっております。
現実と虚構の世界の狭間で、奇妙な均衡の位置に居て、私たちの会話が成り立っております。
とても不思議な大人の世界だという気が致します。杉の子さんが、その舞台を用意され、私たちはその舞台で、日常で何い世界で、日常以上に真剣に、本音で会話をしております。結局は杉の子さんへの感謝だったのかと、ここまで述べて、自分で納得いたしました。
今年もどうぞ、楽しい別世界を大切にいたしましよう。遅くなりましたが、新年のご挨拶です。
せっかくの楽しい時なのに、何かしら面倒な理屈を述べましたことをお許しください。どうかこれに懲りず、今年もよろしくお願いいたします。
追伸: 注文した本は、まだ届きません。本当に、千葉は田舎なんですね。呆れてしまいます。
onecat01さん、
あなたの人柄、あなたの凛とした背筋がこの文章に表れています、過分なお褒めのお言葉恐縮しております。
＞現実と虚構の世界の狭間で、とあなたはおっしゃる、それは私が我がブログに求めたものでもありました。
過去を振り返り、現実を語り、夢を追う、それは幻想の世界を内包しておりました、だから私のブログは
つかみどころがないのかもしれません。それぞれの皆さんが如何様にも解釈いただければ幸いだと思います。
現実を語る私の文章は暗くなり、夢や幻想を追うブログは荒唐無稽に宙を舞う、女神さん、天女さんの出番です。
あなたやコスモスさんから受ける人間愛は殺伐とした男の青春を過ごした私には貴重な勉強の場となりました。
命を見つめ、人間の存在の儚さを知り、物欲の限界を知るに及んで、果たして何を以って幸せか、考えています。
いつか来た道、いつか行く道、幾多の先輩同輩を見送った私は、残り香の清らかな事を願いながら歩を進めています。
杉の子さん、onecat01さん
３日間居た孫たちが帰っていくと、し～んと空気が音を立てるほど静かな我が家です。
二人の子供の子育てに追われている時は、子供の声が耐えませんでしたのに、道路を
歩いても出会うことが少なくなりました。
お正月気分はもう終りにしなければ･･･と思います。
杉の子さんとonecat01さん、出会うべくして出会われたお二人です。
姿は見えなくとも絶えず発している自分の波動を誤魔化すことは出来ませんよね。
同じ志をお持ちのお二人がブログという一つの手段ではありますが、必然的に出会い、
友情を確かめ合い そこに魅せられたコスモスがやってきたのですね。
ブログへコメントして頂いた方は沢山居られますが、一行のコメントで心の襞に入り
琴線を鳴らしてくださる人も居られることも解りました。
上手く表現が出来ないのですが、上手くいえない私の気持ちにぴったりの詩をある人が
思い出させて下さいました。
『あいたくて』
くどうなおこ
だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた―――
そんな気がするのだけれど
それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのか―――
おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている
それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから
あいたくて
最後の最後まで幕を下ろすまで、自分にも何時とは言えませんが
ぼんやりと生きてきた証しみたいなものが、こうして出逢えたことで
輪郭を持ち始め･･･やっと巡り会えた！という思いがしてなりません。
何時かコメントさせて頂きましたように、お二人とは天と地の開きが
ありますが、それでも尚、懸命に追いかけています。
年賀状の真似事をこの２･３年してみましたが、ずっと出せずにいた
ものですから、今更出せなくなり今年はストップしました。
これから、下さった方々に１年掛けてお手紙を出そうと思います。
類は類を呼ぶですから、onecat01さんが，薄情であるならば、皆同じ
かな？
私のコメントはどうも締りがありませんね。
ラブレター得意のはず・・・なのですが。
コスモスさん、
この『あいたくて』の歌詞を読むと、私にも似たような経験があります。
もちろん違った意味と経験なのですが、
何かな？ 何か大事なものを忘れているような気がする、何だったかな、何かな？
こうして思い出せぬまま、何かも見つからないまま数１０年が経過いたしました。
ある時、
二十歳代の頃に知り合った人と電話で昔話をしていたら、その何かが閃いたのです、
そう記憶の中に埋没していた大切な思い出、約束、それは懺悔を伴う後悔でした。
こんなことってあるのですね ？
人には、コスモスさん、人それぞれのラブレタ－がある、６９歳のラブレタ－さんには
６９通り、人に依っては少なかったり、又はもっと多かったり、想い出のラブレタ－がある。
ふるさとに置いてきた、人生の途中に忘れてきた人々、あいたい人がいるものですね。
それが誰なのか、思い出せない人もいる、
私は、とうに忘れてしまったのに、私のことを大事に大切に胸に仕舞っている人がいる。
人生って、うまくいかないものなのですね。
手のひらの指の間から、乾いた砂がさらさらと地面に落ちた、雨に濡れた土の上に落ちた、
次第に砂は濡れていく、まるで涙を流しているように、「あいたくて」とうったえていた。
コスモスさんのファンタジ－の中に私は足を踏み入れていた。
コスモスさんと杉の子さんへ
閉じている心の扉を、叩いてはいけません
閉ざした扉を、開いてはなりません
優しい音で叩かれても
懐かしい響きに誘われても
杉の子酒場は 不思議の世界です
ストレートのウイスキーまで 飲みやすい甘みを湛えています
工藤直子さんの詩を
平原綾香が歌っています ステージはほのかに暗く
ささやくような歌声が カウンターの客に伝わります
でも 閉ざされた扉を叩いてはいけません
閉じた扉を 開いてもなりません
だから私は この詩の魔力から解放されたくて
扉を開けるのが辛くて
別の詩人の詩を お二人に送ることといたします。
あひたいひとはないか あひたいひとはない
ほめたいひとはないか ほめたいことだらけだ
にくみたいひとはないか そんなひとは一人もない
かねはほしくないか 家族を生かすだけいる
ほしいものがあるか もうない
死ぬことはいやだらう あるときはいやだがあるときはいやでもない
もう一度いふがあひたいひとはないか
めんどうくさい あひたいひとはない そんなもの世界に一人もない。
室生犀星の、晩年の詩です。
onecat01さん、コスモスさん、
おはようございます。
昨夜、杉の子酒場は新年会のお客さんで盛況でした、そんなお客さんにお酒を頂いて飲み過ぎてしまいました、
朝、コスモスさんへのコメントを見て気がついたのですが、onecat01さんは女性と勘違いされたんだとネ ？
私の青春は、もてない男の失恋続き、だから男同士の友情物語ばかりだったのです。
早く母親を亡くして父親の手で育った後輩が居ました、中学を卒業すると大阪へ集団就職で故郷を後にしました。
自分の生活で精一杯の私は、次第に後輩のことを、存在そのものを忘れていたのです。
彼らが松山市道後のホテルで同級会を開催した折、彼らの集うひと部屋を訪ねた私の前に見知らぬ男がいました。
幼い頃、祖母の元へ遊びに来ていた同郷のおじいちゃん、その孫の彼がいつも迎えに来ていました、Ｋだったのです。
今年も年賀状をくれました、元気ですと記されていました、学校の先生をしている娘と妻、幸せを掴んでいたのです。
その年賀状の隅に「逢いたい」と書き足していました。淋しかったＫの幼少時代、その淋しげな視線が切なかった。
美人歌手、平原綾香のような女性が居たならば、私の青春はどんなに花開いたことでしょう、居なかったことが、この
幸せに繋がったと思えば、神様も粋な計らいを為さいます。
「あいたくて」とうったえていた。 それは、過ぎ去りし過去の私を振った乙女達へのオマ－ジュだったのです。
コスモスさんの優しさに、onecat01さんの友情に甘える私のファンタジ－でもありました。
お二人の繊細なロマンティストさん、こんにちは。
onecat01 さ～ん、と今日はお呼びする心算で来ましたら、杉の子さんが
優しい置手紙を置いて、お仕事に行かれたのですね。
海を一瞬にして飛び越え、杉の子酒場のドアをノックし、杉の子さんに手渡された鍵を開け
ただ今一人でサンタさんが残してくれたワインを飲んでます。
私ってバカよね～詩人に向かって詩を朗読するなんてね！
お返しにonecat01 さん自作の詩をお聞かせくださるほうが良かったのに。と文句を言いましょう。
返歌は出来ませんけれど。
我が家の子供は二人とも理数科系です。教師によって如何にでも解釈する国語に疑問があるそうなのです。
おち零れの私は、今年から娘に数学の勉強を教えて貰うことになってます。
onecat01 さんからの御返事を読みました時に、つい笑ってしまったのです。（ごめんなさい）
だって、痴呆の見分け方は？というある幾つかの項目が室生犀星の詩に盛り込んであるんですもの。現在自分の
気持ちと重なりつつあるからなのです。
でも、私の場合は、自分の心をノックして、かすかに青春の名残を留めて起きたい欲求みたいなものが
あります。
又、長くなりますが、夫はお二人の病名と同じ病で手術不可能で黄泉に下りました。
この度長旅することとなり、仏壇に声を掛けました。（そこに居るとは思いませんが、心を込める場所として）
「ねぇ、これから宮崎に行くのよ。お父さんも一緒に来る？」
やがて、沖縄へ帰る前日の夢が夫が何時も着用していた、ブルーのスポーツウェアーで旅行かばんを持ち
玄関に入って来る夢でした。「お帰り」と声をかける夢でした。夢の中であら、やっぱりお父さんは私と
一緒に宮崎に居たんだわね。と思い目覚めました。
･･･なにさ、こんなしんどい所に連れてきて、あんたはさっさと死んじゃってさ！
何か不満心だったのですが、その為か、何時も掌には夫に伝えたい何かを持ち続けているように思います。
輪廻転生を信じている私は、何時かはまた逢えるだろうと、そんなことを思っているわけです。
死の淵まで行き、生還を果たされたお二人に、つべこべ言う資格がないように思いながらも、尚その上に
こうして酔っ払いの相手をして下さるのですから幸せに思います。
「童話を書いていた？！」嘘ですよね～。
本当は現実的であまりロマンの無いコスモスでございます。
それにしても、昨晩は空席が見当たらなくて、杉の子さんは引く手数多でしたね。
ワインの効用で、有名な方の詩もこき下ろしてしまいました。
コスモスさん、
清濁併せ呑む、水商売に生きる人は、大なり小なりこれが出来ないとやっていられません。
裏と表のどんでん返し、特に酒癖の悪い人にかかると、この心得がないと泣く事になります。
だから、私は有る面では曖昧、別の面では真摯に、応対を心がけていました。
先般の、工藤直子さん「あいたくて」平原綾香 歌 室生犀星 晩年の詩には、迷いましたね。
言葉、文章の難しさ、onecat01 さんに教えられたようです。
大阪の後輩が、先輩！ 変なところで僕の名前を出さないでよと苦笑いしているようです。
酒場のドア 開けていますのでご自由に入って、好きなワイン飲んでいて下さい。
他所の酒場で、onecat01 さんと飲んでます、もう少で帰りますので待っていて下さい。
冠二郎 酒場 秋岡秀治 あいつ～男の友情 唄ってま～す ！？