何時のことだったでしょうか ?
私は、三交代の早出の仕事を終えて家路に急いでおりました、
もう古くなった自転車です、突然自転車のチェーンが絡まって
前に進めなくなりました。
困ったな思案していますと目の前に年の頃5歳くらいの女の子が
立ち止まって私を眺めていました。
「どうしたの?」 現代と違って昭和の世代はまだ社会が寛容な
時代です、子供の事件が珍しい平和な時代だったのです。
事情を察したその子は「待っててね?お兄ちゃん!」そう言って
街角を曲がって消えました。
横を通る大人はいるのですが、困窮する私に注意を払う人は
いませんでした。
数分後、その子はひとりのおいちゃんを連れて現れました、角を
東に回ると小さなスーパーの隣に自転車屋さんが在る、そこの
お父さんを案内してくれたのです。
自転車屋のおじさんは、にこやかに自転車を覗き込んで「ああ!
チェンが切れたんだね、すぐ直るよ!」そういうと手早く修理して
くれました。
心細い思いをしていた私は「修理代いくらですか?」と聞いた、
その時のおじさんの言葉が今も忘れられません・・・
「要らないよ! このCoちゃんの優しさに免じて叔父さんからも
ささやかなプレゼントさ、嬉しかったら困った人が居れば助けて
おあげよ・・!」 そう言って 叔父さんはCoちゃんの手を引いて
その角を回りました。
それから、会社の行き帰り、何かあるとその自転車屋さんに
駆け込むようになりました、あの時のCoちゃんは何処の子供だった
のでしょうか ?
「お父さんを交通事故で亡くしてね、お母さんが隣のスーパーで
働いているのさ、だから叔父さんの店でお母さんを待ってるのさ」
それから、時々Coちゃんと話すようになりましたが、明るい子供
でした。
昭和が残り火を懐かしむように終わる春の日、Coちゃんと
お母さんは、お婆ちゃんの住んでいる九州宮崎県に引っ越しして
行きました。
コスモスの花を見るたびに、あの時の少女を思い出すのです、
「お兄ちゃん! 私 コスモスの花が 好きなんよ !」
コスモスさん、こんなファンタジーが有っても良いでしょうか?
沖縄に咲く花々を見るたびに、あの あどけないCoちゃんと
コスモスさんが重なるのです。 人間って素晴らしい !?
人に親切であるひとは、人一倍幸せ行きの切符が約束される。
69歳 青春のラブレタ- 少女からのラブレター
私の元に しっかり 届きました。
本日限りの ♪ コスモスの花
作詞 作曲 : 渡辺 健彦
唄 : 渡 健
清らかな歌声に 少年時代が蘇えります、 懐かしい ・・・
この歌を聴くと、ひとり寂しく人生を終えた、すぐ上の兄を思い出す
孤独な中に旅立った兄は、純な心を持った人でした、透き通る唄声に
兄の姿が見える・・・!
☆ Co ちゃん お母さんと宮崎のおばあちゃんの家で、しあわせ掴んだかい
・・・・・ ・・・・・
お兄ちゃん けっして 忘れないよ !
杉の子さん
おはようございます。昨晩、というより午前2時半頃、ブログ訪問いたしましたら
なんとなんと、とても素敵なファンタジーが、飛び込んできました。
読ませて頂き、ただただ、杉の子さんの才能に驚くばかりです。
直ぐに絵本に出来ますね。素敵なイラストの書物が出来るではありませんか。
夜遅くまでお仕事をなさり、帰ってさらっと書かれる・・・そのことだけでも、正に
並みのお方ではありません。
読ませて頂いて、暫くはCoちゃんの世界に浸っていました。
素敵な素敵な贈り物をまたまた届けて下さり、幸せな気持ちで一杯です。
(冗談ではなくて、このお話、なんとか形にして送り出したいではありませんか?」
昨晩はまた冬が戻ってきた寒さでしたが、心はぽかぽかです。
どうぞ、働きすぎて、食を抜いたりってことのないように・・・。
お身体をご自愛くださいますように。
コスモスさん、
ご返事が遅くなりました、
コスモスさん、
ブログでこうしてディスカッションができるなんて思っても見ませんでした、掛け合い漫才、ディベ-ト。
これも、深水さん、コスモスさんとの出逢いがあったからなのです、不思議で嬉しい花舞台、楽しいですね。
もっともっと沢山の人が気楽に参加して日頃の悩みや苦しみから解放されるといいですね。
みかんの送り主と同級会の打ち合わせで電話いたしました、コスモスさんのブログを伝えますと大喜びでした。
娘の蒲鉾店はご自由にブログで使ってくださいと申していましたよ、信用のある老舗蒲鉾店で娘婿の社長は
インタ-ネットに造詣が深いと申していました、今夜 辺り あなたのブログにお邪魔していると思います。
動画 コスモスの花は、作曲者の個性には付いていけませんが、歌そのものは見事の一言に尽きます、
良いものは良い、私はこの歌を聴くと遥か昔の無茶をした時代が蘇えります、反省、後悔を込めて耳を傾けます。
沖縄の素晴らしい花々をいつもプレゼントしていただくコスモスさんとCoちゃんに、杉の子が心を込めて捧げます。
杉の子さん おはようございます。
何時ものように、早朝に もう一つのブログで、コスモスの見事な花々に飾られた 素敵な
思いでも読ませて頂き、こちらに来ました。
こちらでも、もう一度聞かせて頂きました。
この歌には思いでもありますよ。研修旅行に行った数人の仲間たちと関西空港で並んでいる時、つい!と
口ずさんでいたのがこの歌でした。
すると、数人前に同じように並んでいたひよろりと背の高い男性が振り向いたのです。
偶然とはいえ、その人こそ、ヒット曲を出した当人でありました。
同行の人は顔見知りでしたので、(沖縄は狭いです)何処へ行くのか・・・とか、話しておられました。
そして、「歌っていたのは、あなたですか?」と聞かれたので、「そうですよ。」と答えたら、
「どうぞ、僕の事務所に遊びに来てください。」と仰ったのですが、勿論時は流れて、その方は
議員さんに・・・。
今も沖縄を代表する歌として、皆さんが口ずさむ歌ですね。
杉の子さんの多くの人との出会いと人情話は、尽きることのない泉のようです。
これまで書かれてきたブログを読ませて頂いても、ポエムやファンタジーの創造を かきたてられ
宝の山に出会ったような気になりますよ。
果物や野菜を多く食べるようにと注意を貰いましたが、黄色い食べ物はビタミンカラーと言われるように
お陰さまで日増しに元気になるのが解ります。
勿論、杉の子さんのところで一番の栄養を頂いていますが。
今日は嫁が実家へと初めてのおミカンを届けにまいりますよ。
娘の嫁ぎ先にもおすそ分け出来ました。ぎっしりと入った美味しい果物に、皆が喜んで頂いています!。
さぁ!一日の始まりに素晴らしいエネルギーを頂きました。
元気溌剌沖縄へ ひとっとび~!