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行政書士

懺悔しきり 後悔先に立たず

手続きいかんに依っては、地元の方々だけで決めて良いことがある、
それを添付して許可申請を行う。

そこで県に相談に出向いた、ところが今回、県の担当者がその方法は
間違いではないですかと疑義を挟んで来た、地元の関係者総意に基づいた
協議書だったのである。

隣の市でもこの方法を採ることがありますよ、だから違法ではないと
説明するのだが几帳面な担当者は頭をひねって、これが本来の方法です
と彼の考える方法を繰り返すばかりだった。

地元の協議書の方法が間違いだと言う、後日市の担当者と協議したところ、
その協議には市は関与していない、だったら地元の意見を尊重するのが本筋
ではないか、他市でも採用しているのだから間違ってはいないと強調した。

このように役所の偏った硬直指導で泣かされる士業者は多い、ほとんど泣き
寝入りをすることになる。

「Sさん、そんなに怒らないで落ち着きましょうよ?」 いつも和やかに相談
に乗ってくれる担当者が、いささか頭に来ている私に哀願調で迫った。

私は、聞き分けのいい穏やかな人で通っていると自負しているのだが私の悪い
癖で、頭にカチンと来ると (理不尽に対して) 生まれた田舎の方言が出る、これが
又、他人が聞くと喧嘩腰に聞こえるらしい、私の嫌いなチンピラ風情に見える
らしい、我いまだ未熟也、反省仕切りである。

こればかりはどうしようもない、つい出てくる田舎言葉である。
市の担当者に指摘されて思わず苦笑いとお断りの言葉 ? だから迫力ないこと
おびただしい。

久しぶりの血液の高速循環、その後お寺さんへ出向いたことで荒れた心は鎮まった、
著名な仏教宗派の総本山からの書類を受け取って帰途に着いた次第である。

「やれやれ、だから年寄りは苦手なんよ!」家に帰って奥さんに愚痴をこぼす彼の
顔が浮かぶようである。

少し前、私の個人的な話をニコニコ聞いて、陰ながらエ-ルを送ってくれたナイス
ガイなのである、明日天気に な ~ れ! 今鳴いたカラスが今 笑ろ ~ た !?

肩を落とした正直者に 私は弱い、馬鹿なことをした、懺悔しきり 後悔先に立たず。

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