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雑談

人は見かけに依らない 合気道賛歌

「家内は結婚する前、合気道をやっていました」
穏やかなKさんの口から思いも依らぬ話が出た・・・。

長い付き合いのご夫妻であるが、初めて知った奥さんの話、
しかし、私は遠い謎が解けるのを感じていた。

「やはりそうだったか ?」

現代は、女性の社会進出が各分野に及んでいる、武道の世界
でも例外ではない。

あの芦原会館初代館長、芦原英幸さんの奥さんも結婚前から
八幡浜の芦原道場で空手の稽古に励んでいたことがある、

お嬢様育ちの令嬢だったが、男勝りの練習に励んでいたことを
昨日のことのように思い出す、結構ある段階まで修業されて
いたと思う。

Kさんとの出合いは、彼が結婚して仕事に奥さんがを同道するように
為ってからだと思うが、無口でおとなしい顔立ちなのに一点だけ
気のつくところがあった ?

彼の資格は、多数の人ごみの中に入っていろんな手順をサバかなけれ
ばならない、本人が遠慮気味に采配している傍で何らモノに動じない、
冷静に主人をサポ-ト している姿に注目したのである。

まさか、合気道とは、武道をやっていたとは、ほほえましい経緯を
聞かされて、さもありなん、そうだったのか ? 遅まきながら納得
した次第である。

合気道に携わる人たちを数名存じているが、みなさん一様に穏やかな
風情の持ち主ばかりである、その立ち居地に、眼力に、空手家のような
目つきの鋭さは見受けられない。

その武道の精神及びスタンスが具現されているのだろう。

Kさんの奥さんの眼力は若さゆえ、女性ゆえの奥ゆかしさから出ていた、
そのように解釈することにした。

次回は、その合気道時代のお話をお聞きしたいと思う、
私の知人の娘さん達は柔道、剣道、居合道、杖道、少林寺拳法、空手道、
薙刀、弓道等を習っている。

その中で、私の高校の同級生(女性)の従姉の娘は、オリンピック女子柔道で
金メダルを取った娘さんだが、オリンピック会場での気迫のある戦いぶりに
日本国中湧きかえったものである。

野党から責められ、のけ者にされてきた自衛隊の女性隊員たちの真摯な姿を
見たことがあるでしょうか、今ではパイロットになって空の守りに日夜励む
女性隊員、その他、汗と涙にまみれた姿で国を守る女性隊員達。

音楽隊で見事な美声を披露し、国民を魅了する女性隊員の姿を見たことも有る
でしょう。日本女性、大和なでしこのかいがいしい姿に胸が打たれます。

にこやかにお茶を運んでこられた奥様に、感謝の念を捧げたいと思います。

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