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雑談

白波は乙女のように語り掛ける。

♪ 花も嵐も踏み越えて行くが男の生きる途(みち)

これは、作詞:西條八十、作曲:万城目正
霧島昇、ミス・コロムビアの歌で
一世を風靡した「旅の夜風」の一節である、

1 花も嵐も踏み越えて
  行くが男の生きる途(みち)
  泣いてくれるな ほろほろ鳥よ
  月の比叡(ひえい)を独(ひと)りいく

私の持論は他人を立てて自分は控えめにがモットだが、
久しぶりに「何をと!」と気色ばむ出来事に遭遇した。

売り手、買い手としておこう・・・
売買成立まで後わずか、ロ-ン会社の査定も無事終わり、
いつでもOKとなったのである。

油断大敵、それまで誠実に応対していた営業兼販売店の主人が
電話で細かな打ち合わせ中、お客さんに声を荒げたのである。

買い物は千万単位の品物、激高する主人を若い買主が諌める
事となった、さすがに主人は我が身の不徳を恥じて低姿勢に
戻った。

あとからその一部始終を聞いた私は、久しぶりに「何!」と
なった次第である。

身の程知らずが、図に乗りやがって、買主は売主に横着言われ、
更に相談した私には売主に対してとはいえキツイ言葉を吐かれる、
買主こそ踏んだり蹴ったりと言う事である。

テレビで食べ物屋の一徹な主人が、何を舞い上がったか、お客を
ないがしろにする、それを食の名人とテレビが煽ぎたてる、
一時期流行の様相を呈していたが今では陰も形も見えなくなった。

誰が主人か、主客転倒、勘違いした道徳の欠落した者が商売をすると
こんな茶番劇が生まれる。

今回の買主は許すつもりでこの店から品物を買うことに変更は無い、
しかし、私が以前相談を受けたある商社マンは、何千万円の契約を
即解約して、その怒りを納めた。

人それぞれ、今回の主人の店は近い内に倒産するのではないか ?
買主にこれ以上嫌な思いが転がり込まないよう、陰ながら祈る。

倒産する前に無事品物が届くことを祈るや切。
その後での倒産なら、身から出たさび、当たり前の結果である。
温情主義の私だが、こんな不届き者には情は一切掛けない。

自業自得、その償いは路頭に彷徨う中で味わえば良い、馬鹿が !?

♪ 花も嵐も踏み越えて行くが男の生きる途、
行く道が違うのではないか、志が間違っているのではないか ?
男とは ? もう一度考え直すことである。

気分を変えて、明日は又高速一人旅、潮騒の中に匂う花々、どんな
出逢いが待ち受けているやら ? 白波は乙女のように語り掛ける。

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