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行政書士

許すところの向こうに

人生を歩んでいると様々なことが有ります。
組織においても、好む好まざるにかかわらず人間関係の
離合集散は起こり得る。

「どうかと思う面も有りますが、あの質問でピリッとして
良かったです。」

他の会員の怒りに満ちた疑問を代わりに質問した私に返って
来た、議◯運◯委員長の言葉で有った。

彼との関わり合いは、10年ほど前の総会でのやり取りに
さかのぼる、私の質問に、会員の中でも特に法律に精通した
彼が反論して来たので有る、

小賢しい奴めと、ムカっと来たのが最初の出会いだった、
ところが、その後一緒にあるチームを組む事になって私は
彼を補佐する立場になった、

男同士の触れ合いが生まれる事になった、年上の私を立てて
礼儀作法をわきまえたスポーツマンで有る事がわかった、
次第に彼の心を知らされる事になる。

その後、彼は対極に有る側の重要な役柄を引き受け続けて
今日に至っているが、微妙な采配の中に彼の心を見る場面を
幾度となく経験する。

総会が無事終わって、休憩の時間にすれ違った時の彼の言葉
だったのである。

東京6大学時代は、ボクシングに打ち込んだナイスガイ、
しかし、「喧嘩は嫌いです!」と私に答えた静の人でもある、

今回、私の故郷の支部へ新しい会員が入会して来た、総会初
参加の為、総会後の懇親会に多数の会員に紹介して回ったが
当然彼にも紹介した。

新人会員は、合気道の先生、我が県では副会長の立場にある、
私の故郷のポン友と、ある会で手を携えている。

ちなみに、質問を代わる事になった会員は伝統流派の空手家、
懇親会で我が席にビールのお酌に来た県議は、地元大学空手
部卒、彼曰く 「私は3段です、という事はあなたの半分です」

新人会員さん、微笑んで居ました、

武道家同士は物分かりがいい !

宴会もたけなわ、私は一足先に帰る事にした、
出口へ見送りに来た人は、今日の総会の名議長、
私のブログの師匠にして他団体の要職を兼ねている、

男の心配りが嬉しい、
辛抱して我慢して、人を許すところに果報がやって来る。

人を許すところの向こうに、幸せがある、

最後に・・・
中年のある会員に新人さんを紹介した、
「私は、S先生の一番の子分です」 場違いの言葉が返って
来た、

無礼講の宴席に免じてお許し願いたい。

思いもよらぬ会員達が声を掛けてくれた身に余る光栄である。

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