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雑談

人生の極意 油断大敵

音無の構え、若い頃によく読んだ剣豪小説に出てくる構え、
私は山手樹一郎の小説を好んで読んでいた、血湧き肉躍る、
数十年の時を経て再び手にとって読みたい小説である。

源氏鶏太は、田舎にくすぶる青年が都会に憧れ東京の会社
勤めを夢見てよく読んだものである、

そこには見果てぬ夢があった東京丸の内、銀座、その当時の
憧れの街が瞼に浮かんでため息をついた。

青年は荒野を目指す、アメリカへの憧憬ニューヨーク摩天楼
にそびえ立つエンパイヤステートビル、

西部に繰り広げられるカウボーイの決闘シーンに繋がって行く、
そこにはゲーリー・クーパーが居て、ジョン・ウエインが居た。

居酒屋で過去を抱えて働く西部の女達がいた !
どう云うわけか皆んな男勝りで男を張り倒す強い女が多かった、

心の中では弱さを抱え情に溢れた西部の女、いじらしくて可愛
くて、仕舞いには男と別れて涙する、どこの国も同じだね ?

自然体、誘い技、捨て身、武道の道に目を向けると様々な装いが
見えて来る、動画もそうだが、文章の中で文豪達や市井の作家達
が人生の示唆を与えてくれる。

現在の国際情勢に見えて来るもの、
第二次世界大戦、日本は無謀とも思える戦争に駆り立てられた、

日本の一存でやった訳でないことは周知の事実である、ここにも
誘い技が見える ?

行くてを阻む袋小路 ! 窮鼠猫を噛む !
ここには、老練な思惑が有った、仕掛けられた戦争 ?

騙し打ち、その汚名が今日に至るも日本を苦しめる、
歴史を紐解かないと再生は難しい、日本攻撃の教材を与えて
しまった、返す返すも残念至極、外務省の罪は万死に値する。

先手必勝とは限らない、空手で言えば逆突き! 突き蹴りを受け
てのサバキ! 関節技、そこから続く投げ技、後手が全て無駄に
なるとは限らない、居合道、合気道、人生の真髄は随所に在る。

そう云う処で声が掛かった、

「お待ちどうさまでした!」  思索の時を破られて・・・

では、次はまたの機会で ?

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