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雑談

のんちゃん雲にのる あの日に見た希望

のんちゃん雲に乗る

ずいぶん昔、私がまだ小さな頃、今で云うハーフの
可愛い女の子がいました、鰐淵晴子。
当時では珍しい日本と北欧のハーフの子役さんだった。

書店に並ぶ雑誌でよく見かけていましたが映画は観る
ことが出来ませんでした。

とにかくエキゾチックな美少女、童謡歌手の安田幸子
と同学年だったように記憶する。

安田幸子は歌唱力では群を抜く由紀さおりのお姉さん、
その当時は妹より断然お姉ちゃんの方が目立っていた。

私たち年代の男の子にとって手の届かないアイドル
夢に見る天使たちでした。

安田幸子は妹の由紀さおりと日本の童謡を唄って我々の
郷愁を誘い、画面に姿が映ると懐かしく拝見している。

この姉妹の童謡・唱歌は消えゆく灯火を守ってくれるよう
で、ありがたく拝聴している。

里が有り、山や川が見える、小さな動物たちが野山を駆け
巡り、父母が野良仕事に精を出す、夕焼けにカラスが帰る、

今では住むこと叶わぬ故郷が昔の想いでの中に佇んでいる。

用事を済ませて一息入れる、重信川河川敷の公園に出向いた、
水色の青空が何処までも続いている、陽光の中に希望が ?

おぞましい戦争の足跡が再び繰り返され様としている !
だから尚更、あの青空に願いを託す、

「 のんちゃん、あなたの居たあの頃は、敗戦の槌音を響かせ
て希望に溢れていました、北欧からのプレゼンターがまさに
アナタ! のんちゃんだったのです!」

「どんな辛い事が起きても、戦いで傷つく人が増えても、希望に
縋ってもいいですか? あなたの可憐に見た明日を信じて !?」

公園の樹々から小鳥たちのさえずりが耳の中に舞い踊っている。

「 この幸せを無くさないで !」

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