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雑談

降る雨悲し  七夕の雨

牽牛と織女、織女に逢うために牽牛は乗っていく牛車を洗う、
その時の飛沫が雨になって地上に降るという、7月6日に降る
七夕の前日の雨。

私が子供の頃に聞かされたのは七夕に雨が降ると牽牛と織女は
逢えないのだよ、次に逢えるのは来年一年後。
雨の降る空を仰いで二人のために悲しんだことを思い出す。

ところが、九州北部は、梅雨前線の活発な影響で記録的な大雨と
なり、福岡県、大分県は土砂災害や道路損壊が相次いで死亡者、
行方不明者救出のため警察、消防、自衛隊は救助活動に当って
いる。

七夕さまに降る雨の為ふたりだけの逢えない悲しみは、予想され
なかった大災害となった、日本全国の子供達の願い事も悲しみに
包まれていることだろう。

濁流にのまれた被害者の救出は絶望視されているかもしれないが
一縷の望みを捨てないで助かることを願いたい。

七夕の前日、陰暦7月6日に降る雨のことを「洗車雨」という、
私がこよなく愛する、読売新聞 編集手帳 に記されていた。

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