秀才の悲しみ 沈黙は何を語る
子供時代、田舎の小学校に転校する生徒は年度で
わずか一人か二人、転校生のない年もあった。
田舎では農業か漁業を生業とするか小さな商店の
店員か役場か銀行、織物工場ぐらいしか就職先は
なかった。
だから、概ね転校生の家庭は経済的にも恵まれて
教育熱心な親が多かった。
そう言う事で、勉強の出来る子供は親の姿を見て
田舎のみすぼらしい服装の大人達を比較していた。
そこに、表には出さないが、差別、蔑視の気風が
潜んでいた、子供同士は感で分かるもの ?
勉学秀才は、地元のワンパク児童の格好のイジメの
標的になった!
私の家の近くのお宮さんの脇に、教員住宅が在って
中学二年の時小学校教員の家族が引っ越しして来た。
この同級生が悪の標的になった、
本人は当時言わないので、私には知る由もなかった
が、社会人になってから打ち明けてくれた。
屈辱と情けなさで友にも言えず家路についたと言う!
彼の転校生活は、2~3年に1度繰り返された、だから
故郷と名のつく土地が無い、真から打ち明けられる
友が出来なかった、と悲しそうに過去を振り返った。
彼は、高校を卒業すると八幡浜から松山の大学へ列車
通学した、当然、バイトをする時間は取れなかった。
イジメの屈辱は、勉強への闘志に代えた !
悲しい事がひとつテレビで秀才官僚の傲慢姿が目に付く、
「お前達に私を裁く資格はない、出来損ないが控えおれ!」
そのように見えるのは凡才のひがみだろうか ?
友と共通するのは、心を割って打ち明ける友達が終生出来
なかった事である、平穏な家庭はあるものの、息抜きの場は
あり得なかった。
同級会の誘いに応じる事はない !
彼の受けた心の傷は痛い・・・
孤独の底に沈む勉強の秀才、沈黙は何を語るだろうか ?
テレビに映る霞が関、そこにオアシスはあり得たであろうか。
杉の子さん。
onecat01さん。
こんばんわ。ご無沙汰してしまいましたが宮崎から帰りました。
今回の集中豪雨、大分福岡の被害はテレビで毎日のように見ておりました。
コスモスが滞在した宮崎県は、空梅雨で隣の県の被害の模様に驚くばかり・・・、onecat01さんのご親戚は
大丈夫だったのだろうか?さまんささんの地域は?と心配いたしましたが、なにせ、文明の利器に頼らず生きている
姉のところへの滞在は、テレビ以外では知りことも出来ずにいました。
コスモスは、今回最後のふるさと帰りだと思っておりました。ですから、姉の介護をせめて2か月はしたいと考えて
おりました。が、まだ心の片隅に頑張れる・・・という思いを捨てきれませんでした。
2年に一度の割ですが、宮崎の姉宅で脚立に乗り、浴槽の天井やカーテンの汚れ、壁のカビや汚れを落とす作業を
喜んで引き受けていたのです。ですが、今回、コスモスの思いとは裏腹に肥満になったコスモスは脚立どころか
軽々と天井のカビ?すら取り除けない情けない私であることをいやでも思い知らされました。
自分では解っているつもり・・・がしっかりと、認識できていないことにも気づいたのです。
2か月どころか、たった一週間でコスモスの自信は消え失せて、沖縄へ帰りました。
今日は内孫の4歳の誕生日です。
今晩改めてコスモスの遺言を嫁に話しました。
何時かは辿る道ですね。
全てを承知しました・・・という嫁の言葉に安堵致しました。
10日に、コスモスは初めて花のゴールデンシャワーと出会った場所に行きました。初めての出会いから20年も経過
しておりました。ご主人様とはお会いできませんでしたが、初めて見事な満開のゴールデンシャワーに出会いましたよ。
とっくに終わっているはずのカニステル(エッグフルーツ)がゴールデンシャワーと共にタワワに実っておりました。
相変わらず、会いたい主様とはおめもじが叶いませんでしたが、暫く濡れ縁でひと時を過ごせました。
行くたびに夢と幻の世界へと誘われるところです。
近いうちにアップ出来るでしょうか?どのときはぜひ映像をご覧くださいますように。
今回の宮崎訪問で、コスモスが即実行したことがあります。コスモスはこれまでやせっぽちでしたが、これまでにない
太り気味。父や姉の介護で思うことは、太ると介護側は大変です。で、やせる努力をすること。
そして、コスモスの長い髪もバッサリ切ってショートに。
他、もろもろのことを少しづつ実行に移しています。(当たり前かな?)
宮崎から帰って「ひんだれた~(大変疲れた~」と言うコスモスは正に「品のない」「貧しい」コスモスです。
ですから、このコメントのご返事は要りませんよ。
ねこ庭さんと杉の子さんのブログ、コスモスの冴えた頭で?!再びお邪魔したいと思っております。
コスモスさん、
お帰りなさい、ご苦労様でした。
我々年代は、この一日一日が貴重な一日です、姿かたちのことはいいんですよお互い様ですから。
この大分、福岡の集中豪雨、心配していたサマンサさんからようやく無事の便りが届きました、
内心、ほっと安堵の胸を下ろしたところですが、被害に遭われた方々の事を思うと公に喜べない。
onecat01さんもご親戚のことが気がかりでしょうね、聞くに聞けなくてそっとしている状態です、
天災は何時どこで起きるか分かりません、お互い気をつけたいものです。
まずは、コスモスさんお帰りなさい。