一抹の寂しさと悲しみを伴って友の顔を見る、
悪たれ小僧達の成れの果て、先生の手を煩わせた悪童達も
寄る年波には勝てない、
保育園児が保母さんの指示を待つように静かに並んで座っていた。
( 皆、歳を取ったな ?) いつわざる 感想である。
ふるさとの道を通ると四季の花々と道端の雑草が問いかけていた?
「君は、大きくなったら何になるの ?」
都会の子供達と違って田舎の子供の将来の夢は、まだぼんやりと
靄にかかって掴めず、子供たちは曖昧な想いに途方にくれていた。
「その内、判るようになるから、皆 しっかり勉強するんだよ !」
道路の西に広がる海原から押し寄せる潮騒の音が耳に心地よかった、
遠い日の思い出、戦乱の終わった虚脱感に大人たちは些か疲れていた。
平和はいつまでも人任せでは続かない、打ちひしがれた敗戦は国民に
自立と云う人間の基本さえ忘れさせ、安易に平和を甘受していた。
その付けは、今、思いも寄らぬ災難を伴って押し寄せている、
政治が、大多数の国民がアメリカ頼りに終始する、国を守ろうと声を
上げる者がいても罵声を浴びせて非難する不届き者がいる。
では、どうやって国を守ったら良いのか対案を示せ、その大事な事さえ
答えられない政治とは何なのか ?
私個人的に彼らは、善人を装ったテロ集団だと思っている、
子供達の明日、大人達の守るべき国、平和は受身では生まれる筈が無い。
時には戦う意志と軍事力が必要だ、国を死守する意志を見て、野心ある
指導者と国家は侵略を思いとどまる。
美辞麗句に騙されるな、きれいな花にはとげがある、煽て上手は悪魔の
使い、くれぐれもご用心、この難局だからこそ安倍政権で良かったのだ。
言葉に責任が持てない、政策を語れない、そんな政党と政治家がどんなに
言葉を飾ろうと説得力はない。
報道機関が今日ほど信頼できなくなったことは無い。
自分達の考えを主張するのであれば、反対者の意見にも謙虚に耳を傾けよ!
バランスの取れない、新聞テレビほど見苦しいものはない、又価値も無い。
案外、青年達は大人達の欺瞞を見抜いている、
自分の国を貶め、他国を褒めるマスコミを信じよと思う方がおかしい。
政治を、教育を今一度振り返る子供や青年達が増えている !
道ですれ違う子供達の笑顔が弾ける。
「おじさん! おはようございます !」
知らされない不自由の中で物事を選り分ける才能の子供たち、何だろうと
思い始めた子供たち、日本の夜明けが其処に来ているように感じる。
礼儀作法を忘れた大人たち、支持率を勝手に操作するマスコミ、日本って
変な国になってしまったのか ?
「もしもし! 日本語しゃべれますか ? もしかしてあなたは外国人 ??」
こんな人が増えた日本って大丈夫なの ?
もしかして、国中お花畑になったのかな !??