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行政書士

下世話な話

無風ですか ?
それともひと波乱ありますか ?

○○のようですよ ?
なるほど、そうですか。

既に、身を引いた身なので
静かに隠居生活を満喫しています。

それにしても
政治家と同じ ?
出したい人は 出てくれず
出したくない者が、しゃしゃり出る、
これが、今の風潮なのでしょう。

ところで、
今何しています ?
しばらく会わない御仁のことを
聞いてみた、

○○で大変のようです ?
そうですか ?

酒の美味い季節になりました、
一献 いきますか ?
いいですね。

是非 会わせたい 男がいる、
○○やっています、出世しましてね、

はるか昔の その人との出会いを
振り返ってみた。

歳の頃 二十歳
恥ずかしそうに現れた男は純情だった、

朴訥と語るその人と
ゆうに三十年を越える交友となった。

久しぶりに電話を入れた
今、何しているの ?
職席を聞いたつもりだったが ?
何を勘違いしたのかとんちんかんな答えが
返って来た。

その後、その組織の若い者に聞いてみた
ものも言えない雲上人、
知っておられるのですか ?
彼は絶句した。

10月、彼は任地から帰ってくる、
新旧入り混じっての飲み会
どんな舞台が用意されているのやら、

始めの禅問答
昼下がりの静かな喫茶店
男二人の 相合傘

形の違った親父と息子
男の花道には 拍子木が鳴り止まぬ、

お前と俺 俺とお前
出来なかった親孝行 ただ今 進行中

だから 男の友情は 素晴らしい
上も下も 関係ないよ
その心意気や よし !?

季節は秋から冬へ
友が ひとり 
この世に未練を残して去った

何故だ 青春の友が 涙を見せて送った。
生きてこそ 叶えられるものを。

リスナ-からの電話
大きな生きがいが依頼された、
とてつもない仕事、生きているからこそ。

10月 あの街の 飲み屋街に
歌声が上がる
渋い演歌が 響き渡る、男歌の合唱。

北島三郎 サブちゃん 弟さんの訃報が
届いた。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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