国連安全保障理事会で9回目となる北朝鮮制裁決議案が採択された、
北朝鮮の3日に行われた核実験から10日に満たないスピード採択だった。
ここに来て世論はアメリカのトランプ大統領をオバマ前大統領と同じく
ヘタレ、弱腰、先制攻撃などできる筈がないと揶揄し出した !
果たしてそうだろうか ?
中露の北擁護に時間を取られる事を由としない米国の思惑が早期の採決
に向かわせた、採決を急がせたと言えないだろうか。
トランプ大統領は軍事攻撃のオプションを怯んだのであろうか ?
どうせ戦端が開かれるなら、北が先制攻撃するなら、制裁決議が
アメリカの思い通りに行かなくても、完璧で無くても、良い筈だと !
相手の先制攻撃を待つ戦略から考えれば、内容はどうであれ全会一致
の決議こそが望まれるところだった。
アメリカは北朝鮮の「先制攻撃」を、いまかいまかと待っている ?
等とメディアの煽りが常軌を逸脱している。
同盟国の被害が甚大であろうと近い将来起きるであろうアメリカへの
アルマゲドンを想定したら、今だと考えてもおかしくはない !
北はアメリカの本気度と過去に決断して来た歴史の結果を過小評価
してはならない、
どんなに地下に逃れようと逃れる術はない、生け捕りは困難としても
坑道を潰して脱出出来なくする手がある、後は反撃封じに傾注するだけ
である。
電磁パルス攻撃は北の専売特許でないと云う事を識者が述べている、
最先端を行くアメリカのEMP攻撃に合えば、どんな結果を迎えるか、
その結末は原始時代に逆戻りになる。
北の指導者がアメリカの本気度を読み誤って、先制攻撃される筈が
ないと勘違いするならば、
フセイン、カダフィ、ウサーマ・ビン・ラーディンの二の舞になる ?
土壇場でも良い、理性ある決断を望みたい ! 時間は限られる。