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雑談

内容異なる診断書2通  おとなの裁き

大相撲横綱 日馬富士関が巡業中の鳥取市内で前頭 貴ノ岩関に
暴行した問題で、貴ノ岩関のけがの状態について、日本相撲協会と
鳥取県警に提出された診断書の内容が異なることが17日、捜査
関係者への取材で分かった。

この新聞記事を見て、数年前の自分の交通事故を思い出した。

友人2人と幹線道路沿いの喫茶店で談笑し終えた私はふたりより
遅れて駐車場から車で国道へ出ようと歩道までゆっくり前進した、

右手2~30mの交差点が青になったので止ろうとしたその時
何の衝撃も感じなかったがフロントバンパ辺りに人影が見え、その
ままゆっくりと前方に倒れた。

すぐ停車して車の前を覗くと70半ば過ぎの男性が自転車の横で
倒れていた、すぐ屈みこんで声をかけたが怪我の様子はないよう
だが、すばやく救急車と保険会社へ電話連絡を入れた。

こんな時に限って救急車の到着は遅い、被害者に声を掛けながら
到着を待った、ようやく救急車が到着して被害者を見送ったが、
警察パトカ-を迎えるためそのまま駐車場で待っていた。

保険会社の担当者が到着、事情を説明する、嬉しかったのは喫茶店
の従業員の心配りだった、後日、お礼に出向いたが。

パトカ-の到着で詳しく事情を説明する、警察官いわく事故が多数
起きたため遅くなったと説明された、
救急病院へ出向くと診断後自宅へ帰られたとの事で御宅にお邪魔する。

この後の出来事が、今回の横綱 日馬富士関と前頭 貴ノ岩関の事件に
類似する。

救急病院は胃腸科専門病院、診断書は骨折の疑いアリだった、
被害者は翌日、ご自宅近くの整形外科病院で再度診察を受ける、骨折
疑い等の診断は書かれていなかった。

警察へ提出された本人の診断書は、胃腸科の骨折の疑いアリの方を
採用、提出された、私にもこちらを提出すると説明されたのである、
私は、異論を挟まず本人の意思にお任せした。

その後数ヶ月間の通院を経て示談に漕ぎ着けた、保険会社が支払った
治療費をお聞きして、骨折疑いの診断書提出の意味を理解した。

その結果、私の処分はどうなったか? 検察の処置は当然骨折疑いと
歩道上での事故を重く見て20万円の罰金が言い渡された。

被害者宅へは出来る限り訪問して誠意を尽くしたつもりだが、被害者
本人と奥様からも、誠意は十分通じているので、もう気を使わないで
くださいと逆に慰められた次第である。

内容異なる診断書2通
私の場合は、敢えて骨折の疑いアリを提出された意味は長期間のご自宅
訪問と夫婦の表情を見る事で、心のうちが読めていた、事情を察したと
言う事で処分を飲み込んだのである。

大相撲前頭 貴ノ岩関の診断書2通
相撲協会と貴乃花親方との固執、これらの要因があるように推察する、
軽々に口を挟むことは避けるが、今後の大相撲の将来を考えたら、一歩
下がって蹲踞の姿勢が貴乃花部屋そして親方のプラスになると思われる。

大事なことは、今後、貴乃花親方の今回の事件に対する姿勢である、
その処置を誤ると親方への世間の目は厳しくなるのではないか ?

そうなると協会内の親方衆の(理事)の見方である、謹厳実直で真摯な協会
運営も確かに共感は得るが、横綱に下される処遇に係わることだけに
貴乃花親方が頑なな姿勢を貫けば貫くほど協会内の人望は下落するだろう。

日本人の判官びいき気質と親方衆の貴乃花親方への不信感バッシングに依
り、将来の理事長実現の道は遠ざかる、私の言ってはならない予想である。

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