人間とは面白いな、私はこの頃ふっと笑みを漏らす。
若い頃の無鉄砲、社会人としての節度、そして老いていく者の
侘しさ、果たしてそうだろうかと何者かに問いかけている。
私が世間一般の人と変わっているのか、又は遅れているのか?
ハタ又、より以上先を走っている進歩人間なのか ?
面白いな、楽しいなと立ち止まる !
その思いに至る、心の変遷に触れてみる・・・
それは様々な人々との出会いから始まったと言っても過言ではない、
十人十色、拒まない、まず接してみる、そうして彼等の話を聞いて
みる、自分にない素晴しいものが言葉・行動から発せられる。
教育無償化議論の国会より一足早い私の高等教育無償化を先取った
実践教育の現場だった、社会生活全般の知識、国際関係の諸問題、
豊富な専門知識を持ったお歴歴が自慢げに知識を披露してくれる。
それをタダで教えて貰う果報はそう有るものではない、人と接する
職業だからいただける果実なのである。
私が良く触れる音楽に於いても言える、
歌謡曲の演歌だけの趣味と興味が ジャズ、ロック、カントリ-
ポップス、フォ-ク、そして楽器の嗜好etc へと造詣が深くなった
ことにも言える。
国内問題の圧迫感が、外の世界へ目を向ける端緒になったことは
皮肉である、周囲の人が余り触れない世界情勢、しかし、これほど
将来に重大なことはない、生きる基本、他人任せの安全、日本の
脆さが見えてきたのである。
グローバリズム(グローバリゼーション)
自由貿易及び市場主義経済を全地球上に拡大させる思想等を表す。
訳して地球主義とも言う。
既存のマスコミの「知らせ過ぎる自由と知らせない自由」の使い
分け、可笑しいのではないか ? いや危険この上ない。
ただ普通の国民感情の目覚めだったが、毒される情報、隠される
正義、雑多な人間の参入が日本の崩壊を計っている ?
右翼、ネオリズムと左向きは外に宣伝するが、自分の国を誇り
自分の国を守る行いを悪いと決め付ける根本に問題がある。
物言えぬ国、唇淋しい日本人、国民に見えない裏で画策する売国奴
の存在が日本を貶める。
私の周囲では、国家公務員から地方公務員、民間の大企業から中小
企業どころか家内工業程の零細企業卒業生が沢山いる。
定年を迎え、アルバイトしなくては生活できない者がいる反面、悠々
自適の年金生活者と多士済々、彼等の知識ほど有益なものはない。
それをタダで頂くのは、地道に地べたを這ったことへの報酬だと思う
ことにしている。
人にない知識、日本に必要ない害毒は寄せ付けない、無視する、
逆に日本の安定、愛国心に資するものならば気持ちよく受け入れる。
この柔軟性が、「黄昏楽しい我が人生」に到達させてくれたのである。
私は日本の国が大好きで、限りない誇りと愛着心を持っている。
皇室を尊び、日本国の繁栄を願う、愛国心に根ざした郷土愛、日本よ。