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雑談

鶴の恩返し  今度は杉の子の番だよ Ⅱ

人間の一生の内、どれ程の人との出会いと別れが有るのだろう、
私の歳に為ると物凄い数になる、しかし、私の交友の中でも殆ど
付き合いをしていないという人もいる、あえて疎遠にしていると。

それは個人の自由と好みの問題だから、他人がとやかく言うことでは
ない、だが彼らの日常を見ると何とも味気ない、私だったらダメだね。

私が人様に支えられて一心不乱に商売に傾注していた頃、沢山の先達
諸先輩の薫陶を受けた、横着を言わないこと、常に目上を立てること、
この姿勢が好感を持って受け入れてもらったと思っています。

杉の子の近くに八幡浜で一番繁盛した割烹料亭があった、そこのママさん
に気に入れられたことが沢山のお客さんに恵まれる要因に為った。

「マスタ-ちょっと時間待ちさせて」「お客さんがお寄りになるから頼む
わね」

自分の店で裁ききれない程繁盛したお店だった、そして私の店を利用して
貰ったのである。

その外にも、スナックやバ-のマスタ-、ママさん方に可愛がられた !
そうすると必然的にそれぞれの店のお姉さん達が仕事帰りに店に立ち寄って
くれたのである。

だから、私の人生は多くの人々の庇護で助けてもらった、感謝しきれない
幸せな時間を頂いたのである。

ふっくらとした丸顔の社長が割烹の行き帰り寄って貰うようになった、
気さくな人だった、初めのうちは何処の誰だか分からなかったが、ある
お姉さんから紹介を受けた、当時飛ぶ鳥の勢いのN社の社長ということ
が分かった。

慣れた頃、親しみをこめて義兄の名前が出た、仲の良い関係だと分かった、
それから、ぐっと距離が近寄った、義兄は政財界に顔の知れたポジションに
いたのである。

今回、税理士から紹介を受けたのがその時の社長の孫だった、税理士とは
同級生の仲、この税理士は私の最大の理解者で、時の代議士、大臣、市長、
県会議員がこぞって頭の上がらない長老の孫筋に当るのである。

彼のお母さんは、私の妹のような間柄、人の縁の不思議なところ、この税理士
の亡き父上とお祖父さん及び曽祖父の関係は更に別項で語りたいと思います。

黄泉の国から、私が薫陶を受けたお歴々が笑顔を見せる・・・
「マスタ-まだかい? 天国は知り合いで満杯になったぞ! 早く手仕舞いして
やって来い !」

勿論、端の方では遠慮気味に、当時の強面兄さん達がニヤッと笑っている ?
竹馬の友「Kとドス」のKがいる、芦原先代館長のぐっと我慢した喫茶店の
様子を懐かしむような笑顔も見える、懐かしい! 逢いたい! ・・・

もう少し、昔の思い出に浸ってみたい、あの片山町 杉の子が蘇えってきた。

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