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雑談

青空に漂う  白い雲

緊張の打ち合わせは終わった、
私、Sともあろうものが失敗をしでかした、
たわいもない事なのに緻密な調査を怠っていた。

そのつけが土壇場に来て慌てふためく事になる、
やはり、歳は争えぬ ?

K先生から食事会の連絡があって嬉しさに気が
緩んでいたわけではないが、緩慢になっていた。

急遽、役所に連絡して打ち合わせに臨んだので
ある。

担当者も頭を抱える事になり上司の出番を仰いだ
ところ良い方法が見つかり胸を撫で下ろした次第。

といってもカンニングした訳でもなく、公務員の
守秘義務違反でもない、こちらが不勉強なだけで
当たり前の助言で解決策が見つかったという事です。

農地に関しての案件なら得意だと自負しているが、
他の法律に為るとさすが知識不足を痛感する。

それにしても「頭緩慢なり!」
「歳のせいにして逃げるは卑怯なり! 」 青空の
更に上の方から罵声が響いて来た。

「馬鹿者! 何をしている !」

偉い様が人間のような下品な言葉を使われる訳け
はないが私がお叱りを受けたように受け取った
のである。

「引かれ者の小唄」ではないのだが・・・

人間社会で流行になった「忖度」という奴である。

というところで協力を仰ぐ為ある事務所の担当者
へ連絡を入れた、

同じ方向に力を注ぐ他士業者、快い返事が返って
来た、日頃の付き合い、その態度がいかに大事か!

こうべは垂れるものである、粋がるところに幸せは
来ない、「謙虚たれ !」

寒気の静まった午後、青空が白い綿のような雲を
はべらせて微笑んでいた。

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