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友情

男たちの挽歌 純情。

男たちの挽歌       純情

男には強いが、女にはからっきし弱い  !

私の青春を取り巻いた男たちの群像である。

言い方は悪いが女は性欲の吐口、金目当ての道具にしか見なかった男たちが多くいた中で、それに程遠い純愛を貫いた男たちがいた   !

それが私の自慢の後輩たちである。

私が折に触れる和歌山へ発つ後輩Zの送別会に男の友情に感涙した女性がふたりいた。

昨年8月のお盆に帰省した後輩との飲み会で女性陣が誰だったか忘れていたのだが、ようやく思い出した。

「Sさん!  それはAとBだったよ  !」

それを聞いて私は甘酸っぱい記憶を呼び覚ました、2人はその後、私の商売の成功を陰ながら祈って くれた女性達だったのである。

健気な良家のお嬢さん達は、後輩Zと同じ町内の幼馴染で、我らの仲間は彼女達が結婚するまで大切に労って一線を画していた。

1人は結婚して東京へ発ち、もう1人は地元の男性 と結婚して幸せな生活を送っている、いつの日か、あの時のメンバーで逢おうと約束したところである。

「男の友情って、何と素敵なの   !」そう言って涙を流した可憐な乙女達、恋愛感情なきにしもあらずだったが、友情を最優先して清い関係で終わった。

あの想い出が郷愁を伴ってよみがえる。

女を奴隷のように扱うゲス野郎   !   そうかと思えば純情を絵に描いた一途な野郎達   ?

女性の幸不幸は男によって暗転する、天と地の差  !

私の友達自慢はヒモ男は1人も居なかったという事である、男達の心意気はこんな純情に芽生える。

あのボロアパートで交わした男の友情、そっと見詰めた乙女達、

夜空に尾を引く流れ星が男達の友情にスピードをあげた。

宇宙航空研究開発機構の「探査機『はやぶさ2』が22日午前7時29分頃小惑星リュウグウへ着陸したことを確認したと公表した。

青春は、幾年月を経て花ひらく   🌸

片山町の夕陽が過ぎ去りし過去を振り返る男たちに笑みを見せた。

男たちの挽歌  純情

あの日の男と女たちに   乾杯       ❣️


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