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人生

干天の慈雨 夏

武道の世界で分裂、離合集散が目まぐるしい、どうしてこうなったのか、1つの要因に個人主義の台頭とやはり金銭、名誉欲、独立心の発露 !

人間である以上避けられない当然の帰結、個人主義の蔓延、集団指導体制の衰退  !その上に来るのが絶対視される指導者の世代交代。

政治の世界ではよく見かける現象である、そこで気がつくものが偉い、明日の我が姿なのである。

人の口に戸は立てられない   !そこに寄せ来る明日を予感させるものがある。

それは、何か  ?

賢明なあなた達である、知る努力をして対応策を講ずることである。

「もう次は、会えないかも知れませんね!」私は若い人を前に軽口を叩きながら伝えた。

これこそ、自分の世代交代を示唆していた別れの言葉だった。

やり残した思いはあるが、未練はない   !

失望と達観、ない交ぜた思いの吐露である。

ただ、人間の尊厳の為に、ある現象だけは見届けたいと思っている。

「因果応報」が、実際に実践されることを確認したい、目に焼き付けて見たいものである。

果たして正義はあるか、人間の栄華盛衰    !

青空が人の世の虚しさを叱っている、流す涙も枯れ果てて本当の幸せとは何なのか、干天の慈雨の尊さを知らしめている。

春から夏

自然の役割、その有り難さを知らされる夏が日本列島を覆う。

私の自然への懺悔が小さな公園に響き渡る       !?

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