遠出の朝、恒例の朝のお勤めを済ませると準備に没頭する、
忘れ物はないか ? 立ち止まって沈思黙考 !
OK 大丈夫だよ、忘れ物なし !?
空模様はどうだい、ところで昨日重辰川の中州にいた
野良犬はどうなっている ?
激しい雨が降った関係で、150~300m 楕円形の中州の
周りは、赤褐色の濁流に囲まれてしまっていた。
その中にまだら模様の雑種犬が取り残されて不安に
怯えていたのである、
どうやら、流れが弱まった朝方、自力で仲間の元へ脱出
できたようである、良かった、本当に良かった。
ダカラと言うわけではないが、気分も爽快に出発できた。
難所の山越えも苦にならない、るんるん気分でオーライ。
11時頃、役所に到着、担当と慌ただしく打ち合わせ、
昼ギリギリにもう一方の役所に滑り込む、書類 OKー!
ホッと胸を撫で下ろす、職員の笑顔が 恵比寿大黒 風。
外は、日本を取り巻く外国は暴風雨というにこの静けさは
・・・ナンダラホイ!
その後、役員二人を訪ねて、相談と打ち合わせ、グッド
後日書類を受け取るため再訪問の約束、了解しました。
一仕事終えた それじゃあ、連絡するか 、
「今 済みましたよ、これからどうですか ?」
ある場所が指名された、所要時間15分、
途中何度も道を尋ねてたどり着く、そこは車の品評会?
二人だけの同級会、貴様と俺 は 同期の桜、鼻にツーンと
くるね !
握った手の感触が、貰い泣き、苦労したんだね !
「ワシは、負けんよ ! 元気でいてよ !?」
空を覆い尽くした雨雲が下界の気配を覗いていた。
貴様と俺とは 同期の桜 兵学校の庭で咲く・・・
「おおい! 同期の桜 死ぬなよ 長生きしてよ !?」