宇宙人との邂逅 人類の英知は
日曜日の午後気心の合う友人を訪ねた、応接間のテレビで、読売テレビ「そこまで言って委員会」名物番組が放映されていた。
出演者達は笑いを交えて睦まじく語り合っていた、地球と同じような惑星があって生物が住んでいるかも知れない、宇宙人の存在を肯定していた。
イギリスの物理学者スティーヴン・ホーキング博士の話も出てきて、私は目を凝らして見た、友人も固唾をのんで眺めている。
私にとっては特別興味のある話だが、友達は今まで気になる話題ではなかったようだが、しかし、その彼が真剣にテレビを凝視している。
番組が終わって更に1時間、2人で熱い論争が始まった、宇宙人の存在を肯定する私と懐疑的な彼、時間が来たことで続きは又ということで辞退した。
地球まで来る手段(UFO)を持つ宇宙人なら地球人では太刀打ちできない、仮に攻撃的な生物なら地球にとって破滅に向かう悪魔の使いということになる。
そもそも、地球は奇跡の星で地球以外では生命体が存在する訳がない、勉強一筋できた彼の解釈である、それ以上やると奥に控える彼の妻に悪い、そこで話題を変えて辞退と相成った。
私が今まで吸収した知識では地球に来るほど科学の発達した宇宙人なら我々人間より知能は発達している筈だから太刀打ちできる訳がない。
悪い宇宙人であれば地球人は滅ぼされる運命になる、悲観論に行き着く、反対に良い宇宙人なら天候異変、国々の争いの絶えない人間に地球を救う打開策を教えてくれるかも知れない。
今までの人間の歴史を振り返れば、余りに傍若無人過ぎた事を考えると一旦リセットされた方が宇宙の摂理に叶うのかも知れない。
いずれにせよ、中東イスラエル対イラン、北東アジア南北朝鮮、虎視眈々漁夫の利をせしめようと狙う中露、地球は邪悪な人間達でひしめいている。
この難局を人類の英知で乗り越える事はできるだろうか !?