虎の尾を踏む 北の国
トランプ大統領は騙されているのではないか?老獪な北朝鮮の戦略を彼はどこまで認識しているのか、解任されたボルトン補佐官の杞憂がど真ん中に当たらなければ良いが。
あの時アメリカは強硬姿勢を取っておけば良かったと、どれほど指摘されて来たか、その反対に軍事力をかざした稚拙さを笑われもした。
歴代の大統領の失策、独裁国家の決断と実行に比べて余りに 情けない。
ボルトンの警鐘、予言が的中しないことを祈るが、大統領に緻密な戦略を練る老練さはない、我々には過去の米国の失敗は織り込み済みだがトランプ大統領にはその備えがない。
私が米朝の交渉、駆け引を見て感じていたことは、ていよく騙されるているのではないか、表に見えない歓迎の印 ?
もしかして不謹慎だがトランプさんにもハニートラップの罠が ? まさかとは思うが、籠絡はお手の物の彼の国である。
政治や経済分野に至るも、彼の国、共産、独裁国家のお膝元入国の際には必ず夫人同伴のこと、男同士なら独りきりにならないこと、これが鉄則だと思って見ている。
あまりにトランプ大統領の金委員長への傾注が酷すぎる、杞憂に終われば良いが、それも時間は相手に有利に働く、見かけによらぬトランプ大統領、結構優柔不断なところがある。
相手にお預けを食らわすが、アメリカと世界の得るべき褒美も又お預けのまま。
しかし核開発、ミサイル計画は確実に進む、どちらが利口か、民主主義の国と違って独裁国家は民意に気兼ねする必要がないだけ有利。
ところが北朝鮮が今回やらかしたミサイル発射が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)だったなら、北はアメリカの虎の尾を踏んだことになる。
読み違ったか北朝鮮、トランプ大統領の我慢の限界も来たのではないか、アメリカのそこに迫る危機感はトランプの腹を変えたと見る。
アメリカは悠長に言っておれぬ、本物の照準が韓国、日本、更にアメリカへ向くなら、米国の危機感、焦燥感は凄まじい。
中国、ロシアとてアメリカと同じ、まさかとは思うだろうが、SLBM完成となれば、いつ自国へ打ち込まれるかも知れない、長期間主従関係できた宗主国だけに複雑な心境だろう。
北東アジアどうなる、まさに波高し、予断は許されなくなって来た、日本も北のミサイルに一喜一憂せず、そろそろ自前の対抗手段を構築せざるを得ない時に来たようである。
国内の敵国と通じた売国奴に気兼ねする我慢の時代は過ぎた、アメリカ、友好国、承認の元日本核武装の機運が起きるだろう。
虎の尾を踏んだか◯委員長! トランプ大統領の顔が真っ赤になった !?