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人生

感謝と 少しの後悔

今、自分の身に起こっている事象次第で自然の色が変わって見える、空を覆う入道雲、その雲間から見える青空が心なし寂しげである。

私自身は、爽やかな朝の筈なのに、ある一家の悲しみが私の目に反映するからである、私にとって土曜日は嬉しい曜日なのに問題を抱えた家族には灰色の空。

澱んだ空気が家族の重苦しさを伝えている、何とかしなくちゃ  !私の良心と男気が身を震わす「何とかしろよ、助けてあげなよ  !」

昨日、ある友から「Sさんのストレス解消法は何ですか ?」 と聞かれた。

私の解消法は簡単です、書店での立ち読み、喫茶店でのひとりお茶会、これで事足りる、しかし、その二つとも随分ご無沙汰である。

何故なら、その必要がない、貧乏暇なしはいつもの通りだが、余程の事がない限りストレスが起こらないのである、日々好日、これに尽きる。

それと一番のストレス解消法は、たくさんの友人知人の存在である、「Sが困っていないか !  何か心配事はないか  ?」

そっと陰から見守ってくれている、その自覚が安心感を生むのである。

昨日は、その上に初めての解消法を披露した、「空手」それは、空手道を通じた人間関係の絆であり、空手で得られた自信と誰にも負けない覚悟、この前にはどんな試練も苦にならない。

それともう一つ私の金銭にまつわる悲劇を披露した、

私の人生は人様から与えられた、人間の連帯であり、生活の糧、多くの人から助けられた、このことだけは人様に引けを取らない。

他人様からの贈り物、人の教えであり、人間としての節度である。

私の悲しみは身内の人間模様に尽きる、その悲しみの中で唯一助けてくれたのが次女の姉とその長男、この2人には言葉に尽くせない恩がある、その恩返しを終えるまで私は死ねない。

友が聞く・・・

「貸した金を返せと催促しないのですか   ?」

「しません !  ない者に返せとは言いません  !  私の不徳だと腹に納めています」 悲しい諦めの自己責任、これが私の運命なのだと思っています。

人を助けず自分の家族だけを考えて生きて来たら私は結構な財産を築いていたと思う、良い夫であり、良い父親で人生を終えた筈である、だから家族には密かに手を合わせております。

「悪い夫、悪い父親でゴメンよ   !」

涙の滲む夜もあるのです、運命とは、宿命とは、私はたまに考えることもある。

その中で私という男を支え救ってくれたのがコンプレックスの塊だった私を鋼鉄の信念を持つ男に変えてくれた「空手道」でした「ただ感謝です  !」

今は、憎しみよりも日本の行く末を心配する温情の人であらんと思っています、

私達が逝った後の日本、そして母なる地球は、想像もできない状況に置かれる、子孫の悲しみが気になるのです !?

コスモスさんからの贈り物

コスモスさん、onecat01さん、そして私、三人会の合言葉

「ケ・セラ・セラ」 なるようになるさ !

この言葉がどれほど助けてくれたことか、感謝です。

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