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日常生活, 読書

幸せ色は どんな色

午前中の打ち合わせが無事に終わった、

昼食は、近年新しく開けた新興商業地の
通りに面したうどん屋さんへ入った。

午後1時半も過ぎているのに店内はむせ返る
ような熱気である。

かけうどんといなり寿司、そしてトッピングは
エビ天を皿に取った、
窓際の椅子に座った、これが何とも落ち着く。

うしろの席に4人の親子連れ、又賑やかだった、
放任主事の良い面、悪い面がそれぞれ垣間見得る。

七味唐辛子を大目に入れる、さすが本場のうどん。

この街で私の後輩が専門店を出して頑張っている、
仲の良かった今は亡き後輩 j の弟、

評判が良く繁盛しているようだが私の家とは正反対
方向に在るためなかなか行く機会がない、
寡黙で実直な職人気質の男、学生時代はラガーマン。

みんな、田舎を背負って頑張っている、

貧乏百姓の倅は皆 辛抱強い、親の苦労を見て育った
だけにどんな苦労にも耐えられる。

モンゴルから来た大相撲の力士のようにハングリー
精神が旺盛だからである、
「今に見てろよ!」 この違いである。

その後、仕事に必要な用具を日曜店舗で買い求める、

この頃の大型日用品専門店に、食品コーナーが設け
られて、新鮮な魚や野菜類が豊富に陳列されている。

その中の生産者、出品者に私の知人が混ざっている、
その努力と苦労を知るだけに陰ながら応援している。

表に顔を出す人が居るかと思うと、その裏で脇役に
甘んじる人がいる、
本当の勇者とは、このような人の中に居る。

私は、このような縁の下の力持ちが大好きである。
いつかは、陽の当たる人生で有りますように。

大型駐車場はそんな庶民の車の出入りが激しくなった、
一日を終えて家路を急ぐ人々の顔は幸せ色に輝いて居た。

幸せ色って どんな色。

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