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思い出

健さん フォーエバー ( forever )

健さん   forever  (フォーエバー)  

健さんこと、世の男性陣の憧れの的、俳優の故高倉健、私などは沢山の啓蒙をもらった方である。

我慢に我慢を重ねてようやく敵陣に乗り込んで行く、さしずめ、今の日本と韓国のせめぎ合いを彷彿させる。

当然、理不尽にグッとこらえるのはお花畑の日本人  !健さんと違うのは隠れ宿で旨い酒を飲ませてもらったツケがここ一番に立ち向かえない弱さにつながっている。

健さん!フォーエバー ! 

負けませんよ!」

と言ったのは、少林寺拳法の浦田先生   !

その2年前・・・

ある組織で平社員をイビル中堅社員達(資格者) が数名いた、どこの世界にも悪にくっ付いて弱い者いじめをするポチがいるものだが   ?  仮にAとしておく。

そのポチが、ある時、平社員Bを恫喝した   !ジッと睨んで 「Bよ!  風呂を焚いておけ!」

その晩は平社員が宿直当番だった、因みにAはBより4歳下である、その横着な態度の背景を理解しているBは休憩時間を待った。

Aのそばへ行ったBは・・・

「気にいらないことがあれば、気にいらないと言えよ !」

その後に続けて、

勝つとは言わんが負けるつもりはないぞ!」 とタタミカケタ。

その瞬間、Aの顔が青ざめた、次の言葉が出ない、そそくさと中堅がたむろする休憩所へ告げ口のため急いだ   !

それから数日後、好意的な年配の社員がBに耳打ちした、「横着だと言っているよ !」 心配気ではあるが人の事である、「直接、ぼくに言えと言っといて下さい!」

Bが許せなかったのは、その中の頭目がBの母校の3級先輩のそれも柔道部の巨漢   !コイツだけは先輩だけに尚更許せなかった、他の面々は後日Bの店によく来てくれた、当然仲直りである。

柔道をカサにきた先輩も一緒に来たが、相変わらず礼儀知らずだった、Bの刎頚の友キャップテンOには皮肉交じりによく伝えたものだ、

何が先輩か  !   弱い者イジメの  ボケが !」

「言うなや Bよ ! こらえてくれや !」柔道も先輩よりOの方が強い事は言うまでもなかった。

ポチは、強い者に惹かれる、寄っていくのは国際社会、お隣さんを見れば分かる、だから犬には気の毒だがポチと言われる所以なのだ !

Bを恫喝したAが尻尾を巻いてお世辞を言うようになるのに時間はかからなかった、皮肉な事にAの実兄は当時のY署の刑事  !Bと親しかったとは皮肉である。

尚、中堅どころに虐げられて来た平の同僚にも遅まきながらの春はやってきた、その少し後、事務所に乗り込んできた暴漢を再びBは退治する、柔道部の先輩他が対応する事は出来なかった。

国際社会は特にそうだが、いざとなっての軍事力が国と国の勝敗を決める、個人同士もそう、形だけキャンキャン吠えるのは前座の話、

いざ直接向き合い実践の場になると「備えあれば憂いなし!」が大切である。

組織に安住すると、不覚を取る。

「負けるつもりはないぞ!」その時のBの言葉、

その2年後 

「負けませんよ !」 少林寺拳法のカリスマ浦田先生の言葉   !

Bのバックボーンがその言葉の類似点にある。

健さん、フォーエバー   ( forever )   

若さとは前後の見境もなく突っ走ること  !?

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